「ポール スミス(Paul Smith)」がパリで発表した2018年春夏メンズ&ウィメンズコレクションで、日本の缶詰から着想したというキャッチーなモチーフやユニークな日本語プリントが登場した。
ザ・ビートルズの楽曲「オクトパス・ガーデン」が流れるショー会場では、色鮮やかなアロハシャツや真夜中のビーチを描いたグラフィックが配されたジャケットなど海を連想させるルックがランウェイに登場した。スーツには「TUNA」という文字が並ぶネクタイがスタイリングされたほか、ベルトやシャツポケット、バッグには「まぐろ」や「マグロ」といった日本語が書かれた魚缶詰のラベルを模したキッチュなグラフィックをプリント。日本人にとってどこか懐かしさを感じるようなモチーフが、"日本好き"として知られるデザイナーのポール流にアレンジされた。
2018年春夏シーズンは、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」が浮世絵のようなモチーフを取り入れたルックを披露したほか、「ケンゾー(KENZO)」が坂本龍一と山口小夜子をミューズとしたコレクションを発表するなどさまざまなブランドが「日本」から着想を得た新作を発表している。
■「ポール スミス」2018年春夏コレクション
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