そこでリチャードさんは、濡れ衣を着せられ有罪判決を受けた人々について真実を調査し、正しい法の手続きや訴訟を求めるNPO法人の「Midwest Innocence Project」と「Project for Innocence at the University of Kansas School of Law」に救済を求めた。再調査と裁判所への陳情を辛抱強く続けた彼らの執念も実り、このほどやっとリチャードさんの冤罪が確定。彼は晴れてカンザス州の刑務所を後にした。事件当時に犯行現場の近くに暮らし、仲間とともに不法薬物を使用していたリッキー・アモス(写真・右)という男が真犯人と判明したが、この事件での追訴はないもよう。ほかにも罪を犯して1990年代から服役中であったのだ。
画像は『Washington Post 2017年6月13日付「An innocent man served 17 years. His ‘crime’? He looked almost exactly like the real suspect.」(Kansas Department of Corrections)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)