決して減らない実親からの虐待。数ある事件を目の当たりにしてきた警察官でも、その現場から救った子供を養育することなどできることではないだろう。しかしこのほど、米オクラホマ州でひとりの男性警察官が両親による悪夢のような虐待から救った少年を養子に迎えた。米『CBS News』や『International Business Times』など複数メディアが伝えている。
翌日、ジョディさんは同州福祉省(Oklahoma Department of Human Services、以下DHS)でジョンというその少年の里親認定を受けた。当時の心境をジョディさんは「ジョンは、自分と一緒ならとにかく安全なのだと思いました」と語っている。2015年の4月30日、ジョディさんはジョン君を自宅へ連れ帰った。事情を知らなかった家族はジョディさんに対して何が起こったのか聞くことをせず、ジョディさんがしたことは正しいことだと信じていたようだ。妻のジェニーさんと現在16歳、10歳の息子たちはジョディさんから事情を聞くと、ジョン君をすぐに受け入れた。
画像は『Poteau Police Department 2017年6月28日付Facebook「In April 2015 you (Patrolman Jody Thompson) responded to a 911 call of an 8 year old boy who had freed himself from being held captive, bound by ropes, and starved by his parents.」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)