「ランバン(LANVIN)」ウィメンズウエアのアーティスティックディレクター ブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)の退任について、複数の海外メディアが報じている。
ジャラールは、ブランドのアーティスティックディレクターを14年間務めたアルベール・エルバス(Alber Elbaz)の後任として2017年春夏コレクションでデビュー。2010年に自身の名を冠したブランドを立ち上げ、2013年にはオートクチュール組合のメンバーに承認されたが、ランバンに加入後はブランドを閉鎖していた。同氏がランバンで発表したコレクションは2シーズンのみで、ブランドを去ることになれば、就任から1年と4ヶ月という早期退任となる。ジャラールは先月28日にフランスの芸術文化勲章「オフィシエ」を受章したばかりだった。 エルバス離脱後のランバンは売り上げの低迷が報じられ、また、意見の不一致でエルバスの退任の原因となったとされるメゾンのオーナーShaw-Lan Wangの経営方針に懸念の声が上がっていた。
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