私って小心者?人の顔色をうかがってしまう人が知るべきこと

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2017年07月07日 19:13  新刊JP

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『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』
自分が他人からどう思われているかは、誰でも多かれ少なかれ気になるものです。

それを励みにできる人がいる一方、些細なことで
「自分は嫌われているのかも」
「私は評価されていない」
「もしかして、バカにされてる?」

などと感じてしまい、不安になったり、気分が落ち込んでしまう人も多くいます。そんな自分に対して「私って小心者なのかな」と、さらに負のスパイラルに陥ってしまうことも。

あなたがもしこのタイプなら、『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(大嶋信頼著、すばる舎刊)に書かれているこんな事実を知ると、少し気が楽になるかもしれません。

■心の中の「白黒思考」が不安を作り出す

人からどう見られているかを気にしすぎる人は、たとえば、仕事で報告書を提出した時の上司の反応がそっけなかったりすると、「書き方が悪かったのかな」と不安を覚えてしまいます。

つまり、「ほめられない」、あるいは「興味を示されない」ということだけで「自分はちゃんと評価されていないのでは」と、自分を否定されたような気になり、落ち込んでしまうわけです。

しかし、「ほめられないこと=失敗」も「興味を示されない=否定されている」も、かなり極端な考え方です。物事には白黒だけでなく「真ん中」があり、「ほめるほどではないけど、まったく否定はしない」というケースも多々あります。先の例でいえば、上司が忙しくて報告書をよく見ていないだけかもしれません。

人からの評価を気にしやすい人は、まずは、自分の中の「白黒思考」に気づいて、「ほめられないことは否定されることではない」と気づくことが大切です。

■あなたは「ナルシスト」か「自信がない人」か

また、人からの評価を気にする人は、自分の目の前で他人がほめられるシーンも苦手です。

「自分がほめられずに、誰かがほめられる」ということを、自分が無能だと言われているように感じてしまうからです。もちろん、ほとんどの場合、それは当人の思い込みでしょう。

本書によると、この心の動きには二つの原因が考えられるそう。

一つは「ほめられていないと不安」という心理から、ほめられないことで落ち込んでしまう。もう一つは「自分は誰からも好かれない」と内心で感じているせいで、“拒絶”に対して敏感になり、何かあるとすぐに「私は否定されている」と思ってしまうことです。前者はナルシシズムをくじかれ、後者は劣等感を刺激されると言い換えられるかもしれません。



密かなナルシストタイプか、自信を持てないタイプか。
人の顔色を必要以上にうかがってしまったり、周りからの評価を過剰に気にしてしまう人は、大まかにこの二種類に分けられるようです。



『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』には、この両者について、不安を和らげたり、落ち込みを防ぐための対策が解説されています。

「私、なんでこんなことでいちいち落ち込んでるんだろう」と自分でわかっていても、動揺した心はなかなか元に戻らないもの。人の顔色をうかがう癖がついてしまっている人は、一読してみると得られるものは多いはずです。
(新刊JP編集部)

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  • 他人の顔色を伺うこと自体は別に悪くない。ただ、いちいちオドオドされて『怒ってる?』的なことを聞いてくる奴は苛々する。
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