『温活』を実行して健康で病気知らずの身体を作りましょう!

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2017年07月08日 09:32  JIJICO

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JIJICO

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温活とは?



温活とは、健康な身体を維持するために基礎体温(平熱)を上げる活動のこと、または、身体を冷やさないことを言います。


現代人は昔の人に比べると基礎体温(平熱)が0.5度から1度ほど低い傾向にあります。その結果、冷え性よりも厄介な低体温で悩まされている女性が多いのです。低体温が原因とする体の不調としては、肥満やむくみ、生理不順、不妊、免疫力の低下など様々な症状が挙げられます。


『温活』というのは、平熱を上げることを目的とし、表面的な温かさより、小さな行動で体の中から温め、基礎体温を適正温度に保ち、健康で病気知らずの身体を作ることにあります。ここでは、すぐに始められる温活について解説いたします。


すぐに始められる温活


体の様々な部位を温めることで、温活効果を実感することができます。以下、10の温活方法について紹介いたします。


1、腹巻をする
骨盤周りを温めます。お腹の周りにはたくさんの臓器が集まっているので、臓器の血流を促進させることにつながります。


2、3つの『首』を温める
3つの首とは、手首、首、足首のことです。体の曲がり角であるこれら『首』を冷やすと、流れが滞ることになるので、例えば、夏場の冷房が効いている部屋では、レッグウォーマーを着用するなどします。


3、足指を使う
自宅で布草履を履き、足指で大地を掴むという感じで歩いてみましょう。


4、湯船に浸かる
血行促進のため、シャワーだけで済ませずに湯船には必ず浸かりましょう。夏場38〜40℃、冬場40〜42℃の温度にして、湯船の中にコップ一杯のお酒と粗塩をひとつまみ入れると一層の効果が期待できます。


5、白湯を飲む
目覚めて直ぐに、白湯(コップ一杯)を飲みます。内臓に働きかけます。


6、身体を温める食べ物を積極的に摂る
野菜→にんじん、ごぼう、ネギ、レンコン、ニラ、かぼちゃ、ゆず、シソ、山芋
果物→桃、さくらんぼ、杏
調味料→チーズ、味噌、黒砂糖
香辛料→生姜、唐辛子、ニンニク、味噌、醤油、胡椒


7、身体を冷やす食べ物を知る
野菜→トマト、きゅうり、セロリ、アロエ、ナス、白菜、もやし、レタス
果物→メロン、スイカ、梨、柿、みかん、バナナ
調味料→白砂糖、食塩
魚介類→カニ、あさり、しじみ
その他→ご飯、うどん、チョコレート、ビール、冷たいジュース


8、生活に運動を取り入れる(血液型別)
A型→ヨガ、朝日を浴びる散歩、フラダンス、太極拳、ゴルフ、ピラティス、加圧トレーニング、ハイキング、エアロビクス
B型→ピラティス、ゴルフ、テニス、気功、太極拳、武道、フラフープ、フラダンス、朝の散歩
O型→ボクササイズ、パワーヨガ、エアロビクス、キックボクシング、テニス、スカッシュ、ランニング、加圧トレーニング


9、ネガテイブキーワードを使わない
言葉のエネルギーは身体に影響を与えますので、『でも』『だって』『どうせ』のようなネガティブな言葉は使わないようにします。


10、規則正しい生活を送る
早寝早起き、食事の時間は、6時間おきにして内臓への負担を減らします。


温活の基本は、生活リズムを整えることです。表面的に温めても効果は出ません。内臓を整える、筋肉をつける、ストレスとうまく付き合うができて、ようやく表面的なケアです。ご自身と向き合うにはとってもよい時期ですので、梅雨時期にリセットしておきましょう。



(中川 広美・リフレクソロジスト)

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