名古屋グランパスに所属するMF磯村亮太が、アルビレックス新潟へ完全移籍で加入することが決まった。13日に両クラブが発表している。
磯村は1991年生まれの26歳。名古屋の下部組織出身で、U−15とU−18を経て2013年にトップチームに昇格した。2012年には日本代表にも選出。明治安田生命J1リーグ通算で88試合出場6ゴールを記録し、今季は明治安田生命J2リーグ第22節終了時点で8試合に出場していた。
完全移籍にあたって、磯村は名古屋の公式HPにて以下のようにコメントしている。
「このたび、突然ですが、アルビレックス新潟に移籍することになりました。まず、自分の口でもっと早く伝えるべきだったのですが報告が遅くなってしまい本当に申し訳ありません」
「15年前、初めてグランパスの練習着を着た日のことを今でも鮮明に覚えています。このクラブに憧れ、夢をもらい、成長させていただき、今の自分があるのは全てグランパスのおかげです。本当に感謝の気持ちしかありません。僕自身このような形でグランパスを離れることになることは想像していませんでしたが、新たな目標のため、自分の成長のためチャレンジする決断をしました」
「チームがこういう状況の時にこのような決断をしてしまい本当に申し訳なく思っています。多くのものを与えてくれたこのクラブに僕は何か返すことができているのだろうかと悩む日々もありましたが、たくさんの方に支えられ応援して頂き本当に幸せな15年間でした。長い間本当にありがとうございました」
https://twitter.com/albirex_pr/status/885304857602572288
また、加入する新潟に対しては以下のようにメッセージを寄せている。
「このたび名古屋グランパスから移籍してきました磯村亮太です。初めての移籍がこのアルビレックス新潟であることを本当に嬉しく思っています。熱く温かいアルビレックスのサポーターを背にビッグスワンで闘える日が待ち遠しいです」
「これからアルビレックス新潟のために、自分の持っている全てを全力でぶつけたいと思います。僕自身、物凄く希望に満ちあふれていますし、アルビレックスがJ1という素晴らしい舞台で勝ち続けられるよう精いっぱい努力していきたいです。1日でも早く認めてもらえるよう一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」
新潟は今季、明治安田生命J1リーグ第18節終了時点で2勝2分け14敗、勝ち点「8」で最下位に低迷。J1残留圏内の15位・北海道コンサドーレ札幌とは8ポイント差となっている。J2降格回避を目指す中、新戦力として獲得した磯村に期待がかかる。次節は30日、FC東京とのアウェイゲームを控えている。
https://twitter.com/nge_official/status/885314119204708352