話題の「バターコーヒー」、本気の“バタラー”が人気の理由を分析してみた

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2017年07月21日 23:01  citrus

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『日テレNEWS24』によると、ちまたでは「バターコーヒー」ってヤツが大流行しておるらしい。ハリウッドセレブだとかアスリートだとかのあいだでも人気なのだという。

 

今年6月、東京の代々木駅前にオープンしたテイクアウト専門店『最強のバターコーヒー』(※←店名)が明かす、ざっくりとしたレシピは、

 

穀物を与えず牧草飼育の牛からつくった口当たりの良いサッパリした味わいのニュージーランド産グラスフェッドバターと、消化吸収を助けるココナッツから取ったMCTオイルをコーヒーに入れ、30秒ほど撹拌(かくはん)。バターとオイルがうまく溶け込んだら完成。

 

……みたいな感じである。

 

なんで、今バターコーヒーなのか?──その原因を紐解いていけば、案の定「健康」「ダイエット」といったキーワードが絡んでいた。

 

朝一杯飲むと、バターやオイルのせいで腹持ちが良くなり、昼まで満腹感が続くから「ダイエットに良い」のだそう。また、コーヒーに含まれているカフェインで頭もスッキリする……などの効能もあるっぽい。

 

ただし、

 

・ そのへんに売っている普通のバターやインスタントコーヒーで適当につくる

 

・ バターコーヒーを飲んだから、と一日の総摂取カロリーを大幅に落とす

 

・ 一日に何回もバターコーヒーを飲む

 

……なんて物臭な、あるいはバターコーヒーに過度な依存をするような“飲み方”をすれば、逆に身体を壊してしまう危険性もあるんだとか……。まあ、コイツはバターコーヒーにかぎった話じゃなく、何事も「それなりの出費」と「極端に走らないこと」は不可欠というわけだ。

 

いずれにせよ、無類のバター好きで「バタラー」の異名さえ轟かせる私としては、じつに垂涎モノのブームだったりする。さっそく、代々木までバターコーヒーの“試飲”に行ってみたのだが、たしかに美味い! 美味かったのだけれど、あのバター独特の香りやしょっぱさやドロッとした食感を具体的なかたちで味わい取ることまでは、残念ながら(少なくとも私の舌では)できなかった。「なんとなくバターチック」止まり? さらには、朝一番で飲んだにもかかわらず、ちっとも昼まで腹持ちせず、PM13時には野郎ラーメンを汁までたいらげてしまった。やはり「身体に良いバター比率」を考えると、バター本来の風味は“隠し味”程度にしか表出しないってことなんだろう。

 

従来の一般認識では「脂肪の塊」「高カロリー」「太りやすい」……ほか、先進国に住む現代人には目の敵にされがちなバターが「正しく摂取すればダイエットにも効果的」と公に“宣伝”されるのは、バタラーの私にとっては喜ばしいかぎりだが、いっぽうで「なんでもかんでもダイエット」に結びつけ、「控えめに定期的に」を義務付けられてまで、バターに固執しようとも思わない。

 

バタラーが本気でバターを楽しむときは、ダイエットもヘルシーも関係なし! バターをどっさりと乗せたオージービーフを300gをおかずに、バターをたっぷり塗ったフランスパン、もしくは白米にバターとしょう油を垂らした「バターごはん」を“主食”とし、デザートにはカステラにバターを挟んで心ゆくまでバターを堪能するのだ。ちなみに、私がもっとも大好物とするバターメニューは「レーズンバター」。しかも、それを丸かじり……だったりする。

 

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