性暴力被害は「110番して、病院へ」、「AVはファンタジー」性教育最新版〈AbemaTV〉

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2017年07月26日 14:03  弁護士ドットコム

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性犯罪にあったらどうしたらいいのか、性感染症を防ぎ効果的に避妊するためにはーー。女性が生きていく上で欠かせない性知識ですが、時代にあった正しい内容にアップデートされていますか。7月26日放送の「Wの悲喜劇〜日本一過激なオンナのニュース〜」(AbemaTV)は、「永久保存版 性教育SP」と題して、弁護士、産婦人科医、助産師、元AV女優、女性向けAVプロデューサーなどが講師となり、女性に伝えたい性知識を紹介します。(弁護士ドットコムニュース編集部・山口紗貴子)


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●性暴力「加害者の70%以上が顔見知り」


性暴力問題に詳しい上谷さくら弁護士によれば、性暴力の加害者は、元恋人、上司、同僚などの顔見知りが70%以上にものぼる。一般的に、性暴力とは「全く知らない人によって、夜道に襲われる」というイメージがあるかもしれない。しかし、実際には、そうした全くの見知らぬ人が加害者となるケースは13.7%にすぎない。


「性暴力は、ありとあらゆる関係でおこるが、最近多いのは、上司と部下、先輩と後輩など、上下関係のある立場を利用する」(上谷弁護士)


もともとパワハラ関係があるため、被害者は仕事の話があると言われれば、密室に行かざるを得ないケースもある。中には、会社の中で事件が起こることもあると言う。


上谷弁護士は、性暴力被害にあった時には、次のような対処をすすめる。


・110番し、病院へ行く


・被害にあった服装のまま(着替えてしまった場合は、服を袋に入れて持参する)


・お風呂に入らない


・できればトイレにも行かない


・SNSなどに証拠を残す


●「AVは教科書ではなく、ファンタジー」


テーマの1つは、AVについて。MCのSHELLYさんも「AVはエンターテインメント。実際のセックスとは違うのではないか」と問題提起する。


出演した女優でタレントの麻美ゆまさんは、AV女優をしていた頃の経験をもとに、「わかって欲しいのは、AVは教科書ではなく、ファンタジーなんです。男性が楽しむためのものだから、勉強(するための内容)ではないということをお伝えしたい」と強調し、ビデオの中では描かれていないが、実際にはコンドームを使用していることなどの裏話を明かす。



【番組情報】


放送日時:7月26日(水)22:00 〜 23:30 


番組名「Wの悲喜劇  永久保存版性教育SP〜学校では教えてくれない愛のルール〜」


放送チャンネル:AbemaNewsチャンネル


視聴予約;(*再放送あり)


https://abema.tv/channels/abema-news/slots/BGuwtLwPPE2kD5


(弁護士ドットコムニュース)


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