難民問題に揺れるEUの中心国フランスは、居住許可取得の難しさなどお役所仕事の効率の悪さや消極的な受け入れ態勢により、難民申請数は国の規模に比べて少ない。「欧州連合統計局」のデータによると、難民危機が勃発した2015年において同国の亡命受入数は2万630人にすぎない。そんなフランス南西部の町のホテルに難民が収容されると知った近隣住民らが、ホテルの入り口を囲むように壁を設置したことを『La Nouvelle République des Pyrénées』など複数のメディアが報じた。
画像は『La Nouvelle République des Pyrénées 2017年7月24日付「Ils murent l'entrée du futur centre d'accueil pour migrants」(DDM)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 椎名智深)