フロリダ州タンパで先月30日午後5時45分ごろ、銃の暴発により4歳児が死亡する事故が起きたことを地元メディアの『Tampa Bay, Florida news』ほかが伝えている。殺人事件をも視野に調べを進めてきたタンパ警察であるが、このほど「幼児が銃で遊んだことによる偶発的な事故との結論に至った。少年は誤って自身を撃ち死亡したものと考えられる」と発表した。
なお『Tampa Bay, Florida news』はその記事の中で、フロリダ州に関する驚きの調査結果について触れている。それは“我々の州では子供が銃で撃たれる事件・事故が17時間に1件のペースで発生している”というもので、銃犯罪が多発する地域社会に生まれ育つ子供たちは常に恐怖の体験や危険と隣り合わせということを意味する。温暖で美しい環境に恵まれたフロリダ州には多くの富豪、セレブが豪邸や別荘を構えているが、それはごく一部の超高級住宅街にすぎず、高度なセキュリティシステムに守られてこその話である。
画像は『Signs of the Times 2017年7月31日付「4yo boy dies after fatally shooting himself with gun found in home」((C)Paul Guzzo)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 Joy横手)