末っ子は恋愛上手だが婚期を逃す?
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2017年08月08日 11:03 セキララ★ゼクシィ
長子(きょうだいの一番上)はしっかり者、末っ子(きょうだいの一番下)は甘えん坊、中間子(3人以上のきょうだいの長子と末子以外)は八方美人、一人っ子(きょうだいがいない)はわがまま…などという「きょうだい型」別のイメージ。
心理カウンセラーであり「きょうだい型」についての著書がある五百田達成さんによると、「幼少期の環境は、大人になってからの性格や行動に大きな影響を与える」とのこと。
そこで今回は「末っ子(きょうだいの一番下)の「恋愛の傾向」と「結婚の傾向」についてご紹介します!
■甘え上手、相手に頼りたい、年上志向。一方で「パシリ体質」との声も
20〜30代の「末っ子」で、恋愛において「きょうだい型の特性がつい出てしまった!」という経験を持つ女性に、どんな特性が出てしまったのか詳しく聞いてみました!
●「甘え方が上手な方だと思う。こうしたら相手が喜びそう…など、計算して動ける。良く言えば、ちゃっかり者。悪く言えば計算高い」(32歳)
●「末っ子なので、人前では臨機応変に行動するが、ふたりになると甘え上手かもしれない」(30歳)
●「年上に惹かれる性質がある気がします。年下の男性と付き合ったこともありますが、自分が引っ張っている感に最初は初々しさを感じていたものの、最後は飽きてしまった覚えがあります」(31歳)
●「末っ子のため,甘えたり頼れたりする人を選ぶ傾向があるのか、どんなに良い人でも年下や同い年は恋愛対象にならない」(26歳)
●「甘やかされて育ったため、自分が気に食わないことがあると我慢できず嫌なことは嫌と言ってしまう」(23歳)
●「兄に何かと命令され、言うことを聞いてきた中でパシリ体質が出来上がっていたので、お願いされると何でもやろうとしてしまう。もっと甘え上手になり、家事などもうまいことやってもらえれば自分も楽なのに・・・」(29歳)
親に甘え、兄や姉に頼ってきた経験から、「甘え上手」「すぐに頼ってしまう」との声が多く聞かれました。ただ、中には兄・姉の「子分」として使われ、甘えられなかったとの意見もごく一部ありました。
■恋愛対象としてはいいが、結婚相手としては頼りないと思われる場合も
五百田さんによると、「末っ子は、『1人目は厳しくしつけ過ぎたかもしれないから下の子は甘やかしたい』と考えた親により、無責任にちやほやされて育つ。そのため長子のように責任感や自尊心を持つことはなく、皆を笑顔にしようというサービス精神と、ノリや雰囲気を大事にする社交性を備えている」とのこと。
「甘え上手でノリもいいので、末っ子の女性はモテますね。恋人気分を盛り上げたり、相手の愛情を引き出すのが得意な“プロ彼女”が多いのが特徴。人に頼るのが得意で、常に『きっと誰かがなんとかしてくれる』と思っているので、“男性が女性をリードする”というこの国のスタンダードな恋愛スタイルにもフィットしています」
したたかでちゃっかりしている半面、「誰かがなんとかしてくれる精神」が影響し、無責任な一面もあるとのこと。恋愛も結婚も「好きな相手とずっと一緒にいたい」という自分の気持ちが一番重要なので、例えば長く同棲してなかなか結婚しなかったり、事実婚を貫いて親をヤキモキさせたり、「ふたりきりで海外で結婚式してくる!」などと突っ走ってしまったりするのも末っ子の特性だとか。
「その無責任さで、男性に『結婚相手としては頼りない』と見なされてしまう場合も。結婚は、ふたりで起業するようなもの。男性に頼りきりで、何もかも『あなたに任せる』では、パートナーとして役不足と判断されかねません。“天性のアイドル”なので恋愛対象としては魅力的なのですが、男性に『私と結婚して!』と迫る押しの強さもないため、いつの間にか行き遅れていた…とならないよう注意が必要です」
いかがでしたか? 末っ子の彼と付き合っているという人は「なるほど〜」とふに落ちた部分も多いのでは?
【取材協力】
五百田達成(いおたたつなり)さん
作家・心理カウンセラー。『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が15万部を超えるベストセラーに。「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。そのほかの著書に『察しない男 説明しない女』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2017/5/9〜5/26
有効回答数:189人(女性)
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