夏バテの大きな原因のひとつは、睡眠不足
。寝不足が続けば、疲労回復も望めません。
わずかな睡眠不足が、まるで借金のように積み上がる、いわゆる睡眠負債を抱え込まないためにも、しっかり眠る習慣を持ちたいものです。寝苦しい熱帯夜には、エッセンシャル・オイルの力を借りましょう。
■心も身体もやさしく癒す「清涼感」が安眠の決め手
夏の夜に、心地いい眠りに誘われるには、1日中暑さと戦った心と身体を癒すことが欠かせません。「清涼感」のある香りで、疲れやストレスをリセットしましょう。
おすすめのエッセンシャル・オイルはリラックス効果抜群のラベンダーとペパーミント
です。相性のよいこの2つのオイルを使いこなして、スッキリ朝を迎えてください。
■「温湿布」で首、肩をほぐす
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上手に眠るためには、こり固まった首や肩をほぐすことが効果的。レンジで作る「蒸しタオル」
で、アロマ温湿布を試してみてください。
アロマ温湿布のレシピ
濡らしたタオルを耐熱ビニール袋に入れ、電子レンジに30秒ほどかけます。 ビニール袋に入れたままのタオルにラベンダーを1滴、ペパーミントを1滴落とし、ほどよい熱さになったら、肩や首、腰などコリや疲れを感じるところを数分間温めます。
■おやすみ前のフットマッサージが眠りの質を変える
ベッドに入ったとき、足の重さやこわばりを感じたら、マッサージで楽にしてあげましょう。 足を軽やかにすることも、安眠のコツです。
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■フットマッサージのやり方
ホホバオイル10mlにラベンダーオイルを1滴落としてよく混ぜ、マッサージオイルを作ります。
足裏マッサージ
1)足裏にマッサージオイルを塗ります。 2)足の指を広げて、足の指の間を人差し指で押していきます。足指を1本1本よくもみます。 3)続いて、かかとからつま先に向かって、親指の腹で圧をかけながら、足裏全体をさすります。 4)最後に指の関節で、かかとをぐりぐりと押すようにしてもみます。
ふくらはぎのマッサージ
1)ふくらはぎにマッサージオイルを塗ります。 2)足首から膝に向かって数回さすり上げます。 3)続いて足首から膝に向かって、すねの骨の両脇を両手の親指でやさしく押していきます。 足裏、ふくらはぎマッサージを1回ずつ行います。 4)仕上げは蒸しタオルでそっと拭き取って終了です。
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■「入眠アロマミスト」でお部屋をリフレッシュ
心が騒がしかったり、あれこれ考えこんでしまいそうな夜は、お部屋の空気を爽やかにリフレッシュ!快適な香りで気分を切り替えてからベッドに入ってください。
入眠アロマミストのレシピ
スプレーボトルに精製水40mlと無水エタノールを10ml入れ、ラベンダーとペパーミントを各3滴ずつ落としてよく振り、混ぜてから使います。 ※エッセンシャル・オイルの原液は、直接肌に触れないようにお気をつけください。また、妊娠中の方は、ペパーミントのご使用をお控えください。
毎日きちんと睡眠をとっていると、自分に自信も持てるものです。睡眠不足で疲れた顔をして、美しさを半減させないよう、気持ちいい入眠タイムでこの夏を健やかにお過ごしください。 (ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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