フルーツが美味しいシーズンですね。季節のフルーツ、パイナップル、キウイフルーツ、そしてイチジクは、東洋医学において便秘の改善
に用いられるフルーツです。
便秘をすると、本来排出されるべき毒素や老廃物が腸内に滞り、腸内フローラが悪化
するので要注意! 腸内フローラは美容と健康の要ですから、美味しく食べて腸の元気をサポートしましょう!
■腸内フローラを調える!食べてキレイになれるフルーツ3つ
(1)パイナップル
パイナップルは、便秘
や消化不良による下痢、お腹のハリ、ガスが溜まる状態
などの改善に用いられるフルーツです。
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体内に溜まった余分な熱を取り去り、胃腸の動きを強める働きがあり、夏になると腸トラブルを起こしやすい方
にむいています。
パイナップルの酵素には、腸内の有害物質を分解してガスの発生を抑えるなど、腸内フローラを調える
働きのあることもわかっています。
(2)キウイフルーツ
キウイフルーツは、体内で生じた余分な熱を取り去り、胃腸の働きを助ける
果実とされています。そのため、身体がほてりやすい方
にむいているフルーツです。
また、キウイフルーツ1個には、バナナ3本分の食物繊維が含まれており、その中に水溶性食物繊維
もバランスよく含まれています。
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水溶性食物繊維は、ビフィズス菌や通称“ヤセ菌”と呼ばれる腸内細菌によって発酵・分解される際に、総合的な肥満の予防効果
が期待される短鎖脂肪酸を産生することでもおなじみですね。すなわち、ダイエットのサポートにも◎。
(3)イチジク
東洋医学においてイチジクは、胃を健康に保ち、腸を調えることで下痢や便秘を解消
するフルーツとされています。
下痢と便秘は真逆にも思えますが、腸に問題があって起こるという意味では同じです。イチジクのプチプチとした種に含まれる油脂が腸の潤滑油となり、スムーズな排出をうながす
と考えられています。
またイチジクには、タンパク質分解酵素や水溶性食物繊維も含まれていますから、胃腸が疲れやすく腸トラブルのある方
におすすめです。
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今がシーズンの美味しいフルーツ3つ。毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)