幼児や子供の誤飲は、時に命に関わる大事となる。このほどアルゼンチンで男児がパーティー用の小さな笛を誤飲し、それを手術で除去した医師が他の親への警告の意味を込めて自身のFacebookに動画を投稿。するとシェア数は8700超えとなり940万回もの閲覧数に達した。『Metro』『Mirror』『Oddity Central』などが伝えた。
【動画を見る】アルゼンチンのトゥクマンで、8歳ぐらいと思われる男児(名前は明らかにされておらず)がパーティーなどに使用する笛を誤飲し、自力で取り出せず両親によって病院へ連れていかれた。
診察したゴメズ・ズビリア医師は、男児の気管に詰まったわずか1cmにも満たないサイズの笛を手術で除去する前に、誤飲の危険性を改めて世間の親に知ってもらいたいという目的で緊急治療室にて男児を録画した。
困ったような顔でカメラを見つめる男児が医師に何か言われ息を吸い込むと、「ファ〜ッ」という気の抜けたような笛の音が口から洩れた。その様子を撮影した動画をゴメズ医師が自身のFacebookに投稿するとたちまち拡散した。
幸いにも手術で白い小さなプラスチック製の笛は除去され、男児は順調に回復に向かっているという。
なおイギリスでは、男性の肺に写り込んでいた黒い影を肺がんと診断したものの、実は40年前に誤飲した玩具だったと発覚したことが今年9月に『BBC News』などで伝えられた。
画像は『Metro 2017年10月1日付「Small boy left involuntarily honking after swallowing party horn」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)