Jで活躍、今夏引退の38歳FW…古巣ケルンの救世主に?「復帰したい」

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2017年10月18日 08:28  サッカーキング

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2015年まで日本でプレーしたノヴァコヴィッチ [写真]=Getty Images
日本代表FW大迫勇也が所属するケルンが、深刻な得点力不足に苦しんでいる。ブンデスリーガ開幕8試合勝ちなしと低迷する古巣に、元スロヴェニア代表FWミリヴォイェ・ノヴァコビッチ氏が“救いの手”を差し伸べる意思を示した。ケルンの地元紙『エクスプレス』が同氏から話を聞いている。

 現在38歳のノヴァコヴィッチ氏は2006−07シーズンから5年間に渡ってケルンでプレー。計74ゴールを記録し、最も成功した外国人ストライカーの一人として認められている。2012年からは日本でプレーし、大宮アルディージャと清水エスパルス、名古屋グランパスで活躍した。2015シーズン限りで母国復帰が決まり、マリボルで昨シーズンまでプレー。現役引退を決断したが、愛するケルンの苦境に居ても立ってもいられないようだ。

「タダでも良いからクラブに復帰したいね。3週間、時間をくれれば、エネルギーを蓄えてフィットしてみせるよ。10ゴールは決められると信じている」

 ノヴァコヴィッチは記者の前で自信を示した。現役引退を決断したとはいえ、今年6月でスロヴェニア代表としてプレーし、クラブのリーグ優勝にも貢献している。コンディションを整えれば、まだまだ活躍できると考えているようだ。

「2012年の降格は、未だに自分の中で消化できていない。あの当時、なぜ降格したのかは分かっている。あの借りを返さないといけない。私の心はケルンとともにある!」

 ケルンは39歳の元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロと契約したばかり。16日付のドイツ誌『キッカー』は『エクスプレス』の同記事を紹介しながら、「確かにピサーロとの2トップが実現すれば魅力的ではある。だが、それ以上ではない」と冷静な評価を下している。


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