【ハロウィン開幕、金曜の渋谷は昨年よりも盛り上がった? どうなる週末の画像・動画をすべて見る】
国内でハロウィンが定着したため、例年、仮装した若者が都心に集結するのが恒例となっている。
特に、渋谷では10月27日から31日にかけて、連日狂乱騒ぎが繰り広げられるため、2016年に続いて2017年も交通規制や駅構内の入場規制が敷かれている。
撮影:山下智也
2017年ハロウィンが開幕 昨年よりも盛り上がった金夜
例年、ハロウィン間近の週末や当日が混雑するが、2016年の週末に差しかかる金曜夜は予想に反してさしたる混雑もなく、「ハロウィン終了か?」とまで報じられるほどだったが、土日の盛況ぶりはその懸念を吹き飛ばした。
これは、自宅も渋谷にある筆者の体感だが、2015年頃が盛り上がりのピークで、2016年以降のハロウィンに参加しているのは、都心の生粋のパリピたちというよりも、地方から上京してきた人や外国人観光客が目立った。日本でのハロウィンの狂乱ぶりはカウントダウン同様、海外でも報じられているためだ。
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しかし、意外にも昨日、10月27日の金曜夜は、昨年よりは盛り上がりを見せていた。これは、週末が台風の影響で天候が崩れることも多少は影響しているのかもしれない。
渋谷駅やセンター街は大混雑。しかし、仮装コスプレをして街を歩いている人たちは、そのうちのごく一部だ。
では、一体なぜ、仮装もせずにハロウィンの渋谷にここまでの人が集まるのか。
深夜まで野外で酒盛りしていたサラリーマンの集団は「(ハロウィンで)渋谷がどうなってるか興味があって。(自分たちは)仮装するつもりはない」と語っていた。埼玉からきて、始発まで飲み明かすつもりだという。
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「ハロウィンというか、仮装して写真を撮りたかっただけ」と答えてくれたのは、警官のコスプレをした20代女性たち。
これまではハロウィンに仮装している人の多くは写真撮影も快く引き受けてくれることがほとんどだったが、これも2016年を境に、メディア掲載はNGと断られることも多かった。このことからも、目立ちたくて参加している、というより、あくまでプライベートな目的で参加している人が多いという印象を強めた。
この光景は例年通りだが、もちろん仮装している人たち、特に女性は、撮影やナンパの的になっていてひっきりなしに声をかけられていた。また、真偽は不明だが、短時間でYouTuberを名乗る人にも複数出会った。
すでに本日28日(土)は都心では雨が降り始めているが、ハロウィン本番に向けたこの週末、果たして盛り上がるだろうか。
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