とにかく目や喉に痛みが走り、マスクなしでは街を歩けない、換気も怖くてできないと訴えるインド・デリーの人々。ナレンドラ・モディ政権は環境問題にあまり関心がないと批判されていたなか、やっと重い腰をあげたデリー市の当局は国有ヘリコプター会社「Pawan Hans」と手を組み、大気汚染対策として水を上空から散布することを決定した。しかしその作業は14日にストップ。同社のBPシャルマ会長は『The Indian Express』紙に、スモッグがあまりにも厚く濃いことからヘリコプターのパイロットが「視界不良につき飛行不可能」と判断したと説明している。
画像は『ABC News 2017年11月14日付Twitter「Cyclists in Delhi wear masks for a ride in the city’s thick smog, which officials are calling a public health emergency.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)