侍J薮田、4回途中3失点で降板 先制直後に被弾、3四球と制球に苦しむ

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2017年11月16日 20:51  ベースボールキング

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韓国戦に先発登板した侍ジャパンの薮田和樹(広島)
◆ 2番手・近藤大も崩れ逆転許す

 「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017」が東京ドームで開幕。初戦の韓国戦に先発した薮田和樹(広島)は、4回途中3失点で降板した。

 薮田は初回、2回ともに、先頭打者に四球を与える不安定な立ち上がり。それでも、後続を抑え零封スタート。0−0の3回も一死から3つ目の四球を与えたが、傷口を広げることなく得点を与えなかった。

 侍ジャパンは3回裏、2番源田(西武)の好走塁もあり1点を先制。援護点をもらった薮田だったが、直後の4回に先頭の4番キム・ハンスに左翼席への同点ソロを浴びた。切り替えたいところだったが、薮田は後続に連打を浴び無死一、三塁とされたあと、7番ハ・ジュソクに左犠飛を許し1−2と逆転。ここで稲葉監督が交代を告げ、マウンドには2番手の近藤大(オリックス)が上がった。

 その近藤大も、2四球を与え二死満塁とされたあと、2番イ・ジョンフに2点適時打二塁打を浴び1−4。3点目の失点・自責点は薮田に付いた。

 今シーズン15勝(3敗)を挙げ、広島の連覇に貢献した3年目右腕だったが、この日は4回途中3安打3四球3失点の内容。ホロ苦い代表デビューとなった。

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