【2人目あるある】きょうだいを平等に愛せない！その理由とは

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家族が見守るなか2人目の赤ちゃんが誕生しました。しかし、周りのママ友から言われていたように「上の子優先にしたい」と思うものの、なぜか“上の子にイライラ”してしまうんです……。上の子も、生まれたばかりの赤ちゃんも同じように愛せないなんて、わたしってなんてダメな母親なんでしょう。

こうやって悩むママは、実は珍しくありません。今では4人の子を持つ筆者も、同じように感じていました。

そこで今回は、元幼稚園教諭であり4人の子育てをする筆者が「上の子を下の子と同じように愛せないママ」へ伝えたいメッセージをご紹介します。

上の子に手がかかってイライラするのは必然？

きょうだいの歳の差にもよりますが、2・3歳差というご家庭が多いのではないでしょうか。

2人目の赤ちゃんが生まれるときはちょうど、イヤイヤ期やら、魔の2歳やら、反抗期やら、“大変”のフルコースの時期なのです。

つまり、上の子の月齢の発達段階として、手を焼く時期ということを念頭に置きましょう。

赤ちゃんが生まれたから、つい“赤ちゃん返り”の名のもとに上の子に手がかかるイメージですが、もしかしたら、赤ちゃんが生まれてなくても手がかかっていたのかもしれませんよ。

赤ちゃんだけがかわいい！って思ってしまうのはナゼ？

・上の子に対して今までは許せていたことが急に許せなくなった。

・上の子が赤ちゃんに乱暴しそうで不安。

ママがそんな感情を持つこともあるかもしれません。

産後は、ホルモンのバランスも崩れ、普段できていたことができなくなったり、通常時よりイライラ感じたり、気分が落ちたりします。

また、「赤ちゃんを守らなくちゃ」という本能が働くので、上の子が赤ちゃんをかわいがろうと手を出して泣かせてしまったり、上の子がねんねの邪魔をするように感じてしまうのです。

ママにとって上の子が“赤ちゃんの敵”のように感じて、ついつい敵対してしまうのですね。

「ひとり」から「ふたり」が一番大変!? そんな時に試して欲しいこと
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筆者は4人の子どもがいますが、2人目を出産したときが一番大変に感じましたし、周囲を見ていても、2人目誕生時に苦労して悩んでいるママがたくさんいます。

上の子を前に「この子さえいなければ……！」と思ったというママの声もよく聞きます。

急に、子どもの数が2倍になるわけですし、今まではママも子も、“マンツーマン体制”だったのが一気に複式になるわけです。

ましてや、片方はまだ何もできない赤ん坊。つい、上の子にできること以上のことを求めてしまったり、余裕のなさからいつもは許容できていたことも、カチンとくることもあります。

そんな時にふと思い返して欲しいことがあります。

まず、ママは休めていますか？　睡眠不足はすべてのイライラを招きます。まずは、ママの睡眠を確保する努力を家族でしましょう。

そして「上の子がかわいくない」と思う自分を責めないことも大切です。「今は産後だからそういう時期かも」と受け入れましょう。そして、パートナーである夫にも気持ちを共有し、手助けしてもらうといいですね。

具体的には、上の子は一時保育を利用して昼間は良い距離を置く。その間に、ママは赤ちゃんと一緒に休みましょう。

夫が休みならば上の子を家でみるのではなく連れ出してもらい、ママも子もお互いに発散するのもよいでしょう。そして、たまには赤ちゃんを預け、ママと上の子だけの時間を過ごすことで余裕が出てくるかもしれません。

また、上の子も赤ちゃんを育てる“チームの仲間”と意識して、赤ちゃんのお世話にたくさん巻き込んでいくのもおすすめですよ。

いかかがでしたか？

上の子がかわいく思えない、という悩みはわりと多くのママが感じていることです。

家族や友人や地域、関係機関も頼りにして、ママだけがつらい状態にならないように、みんなで子育てしていけたらいいですね。

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