2017年の新語・流行語大賞は「忖度」「インスタ映え」

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2017年12月01日 17:10  BIGLOBEニュース

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画像は「ユーキャン新語・流行語大賞」サイト スクリーンショット

今年最も話題になった言葉を決める「2017年ユーキャン新語・流行語大賞」が12月1日に発表され、「忖度」「インスタ映え」が年間大賞に選ばれた。


今年の年間大賞は、他人の気持をおしはかることを意味する「忖度」と写真共有サービス・Instagramに投稿した写真に対し、見栄えがする、おしゃれに見えることを表現する「インスタ映え」が選出。「忖度」は、森友学園の国有地売却問題で籠池泰典氏が、土地取引のスピードが上がったのは「忖度」があったからだと語り、一躍話題の言葉となった。今年は、社会現象を起こしたアニメ「けものフレンズ」や、お笑い芸人・ブルゾンちえみの決めゼリフ「35億」、政治・社会分野からは「フェイクニュース」「ちーがーうーだーろー!」などがノミネート。これら30語の中から、、「忖度」「インスタ映え」が年間大賞に輝いた。


また、トップテンには、「忖度」「インスタ映え」のほかに、「35億」「Jアラート」「睡眠負債」「ひふみん」「フェイクニュース」「プレミアムフライデー」「魔の2回生」「〇〇ファースト」が選ばれた。


昨年は、広島東洋カープの緒方孝市監督が鈴木誠也選手の神がかった活躍を表現した「神ってる」が年間大賞を受賞。トップテンには「ゲス不倫」「聖地巡礼」「トランプ現象」「PPAP」「保育園落ちた日本死ね」「ポケモンGO」「(僕の)アモーレ」「マイナス金利」「盛り土」が選出された。2015年の年間大賞は、「トリプルスリー」「爆買」の2語、2014年は「ダメよ〜ダメダメ」「集団的自衛権」の2語だった。


「ユーキャン新語・流行語大賞」は、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスで、広く大衆の目や口、耳をにぎわせた言葉を選ぶもの。選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集部長)で構成されている。


<2017年のノミネート30語>
アウフヘーベン/インスタ映え/うつヌケ/うんこ漢字ドリル/炎上◯◯/AIスピーカー/9.98(10秒の壁)/共謀罪/GINZA SIX/空前絶後の/けものフレンズ/35億/Jアラート/人生100年時代/睡眠負債/線状降水帯/忖度/ちーがーうーだーろー!/刀剣乱舞/働き方改革/ハンドスピナー/ひふみん/フェイクニュース/藤井フィーバー/プレミアムフライデー/ポスト真実/魔の2回生/◯◯ファースト/ユーチューバー/ワンオペ育児

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