名古屋グランパスが、コリンチャンスに所属する元ブラジル代表FWジョーの獲得に動いているという。ブラジルメディア『グローボ』が22日付で報じた。
報道によれば、名古屋はコリンチャンスに対して移籍金1100万ユーロ(約14億8000万円)での獲得オファーを提示。移籍で合意に至り、26日に行われるメディカルチェックを経て正式な契約を結ぶと伝えられている。
ジョーは1987年生まれの30歳。2003年にコリンチャンスでプロキャリアをスタートさせると、2005年にCSKAモスクワへ移籍した。2008年にはマンチェスター・Cへ移籍。その後はエヴァ―トンやガラタサライに在籍したほか、ブラジル国内への復帰やアジアでのプレーも経験した。2017年はコリンチャンスに復帰し、ブラジル全国選手権1部で18ゴールを挙げて得点王とMVPを獲得する活躍を見せている。
ブラジル代表としても通算20試合出場5得点の成績を残しているジョー。同選手は2013 FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジルで日本代表からゴールを挙げ、代表初得点を記録した。翌年の2014 FIFAワールドカップ ブラジルでは3試合に出場している。
今季のJ1昇格プレーオフを制し、1年でのJ1復帰を果たした名古屋だが、果たして“大物”の獲得は実現するだろうか。