山田杏奈が血まみれに、押切蓮介原作『ミスミソウ』特報 清水尋也も出演

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2017年12月25日 19:11  CINRA.NET

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『ミスミソウ』ティザーポスタービジュアル ©押切蓮介/双葉社 ©2017「ミスミソウ」製作委員会
4月7日公開の映画『ミスミソウ』の追加キャストが発表。あわせて特報が公開された。

押切蓮介の同名漫画をもとにした同作のあらすじは、東京から田舎に転校した主人公・野咲春花が部外者として扱われ、壮絶ないじめに遭うというもの。同じく転校してきたクラスメイト・相場晄を心の支えにしていた春花だが、いじめがエスカレートする中で大きな悲劇に見舞われ、やがて心が崩壊していく様が描かれる。野咲春花役に山田杏奈がキャスティングされている。

今回出演が発表されたのは、相場晄役の清水尋也をはじめ、大塚れな、中田青渚、紺野彩夏、櫻愛里紗、遠藤健慎、大友一生、遠藤真人ら。清水は「この作品には暴力的且つグロテスクな表現が多く含まれていますが、そこに垣間見える切なさや儚さが、1番の魅力だと僕は思っています。全ての根底にあるモノは『愛情』です。それぞれの抱く愛情が次第に歪んでいってしまう様を、繊細に表現していきたいと思いながら臨みました」とコメントしている。

また山田杏奈は、清水について「清水くんはお芝居に対しての姿勢がいつも真剣で見習わせていただくことが沢山ありました。現場でも面白い話をしてくださってキャストみんなで盛り上がることがありながらも、視野を広く持っている方でした。そのおかげでやりやすい雰囲気になってる場面が多々あって相場役が清水くんでよかったと何度も思いました」と語っている。

あわせて公開された特報では、佇む春花の周囲に女生徒たちが血まみれで横たわる様子や、春花の家が燃えるシーン、春花が拳銃を突きつけられる場面に加えて、顔面血だらけの春花、相場晄の姿などが確認できる。主題歌に起用されたタテタカコの楽曲“道程”を試聴することもできる。

■山田杏奈のコメント
清水くんはお芝居に対しての姿勢がいつも真剣で見習わせていただくことが沢山ありました。現場でも面白い話をしてくださってキャストみんなで盛り上がることがありながらも、視野を広く持っている方でした。そのおかげでやりやすい雰囲気になってる場面が多々あって相場役が清水くんでよかったと何度も思いました。特報映像を見ると撮影の時の雪の冷たさを思い出します。一面の雪の中に飛ぶ血は残酷だけどとても綺麗な画だなと思いました。スクリーンだとより一層伝わるものがあると思います。ぜひ劇場でご覧ください!

■清水尋也のコメント
相場晄役を演じました、清水尋也です。こうして皆さんにご報告出来る日を迎えられ幸せに思います。この作品には暴力的且つグロテスクな表現が多く含まれていますが、そこに垣間見える切なさや儚さが、1番の魅力だと僕は思っています。全ての根底にあるモノは「愛情」です。それぞれの抱く愛情が次第に歪んでいってしまう様を、繊細に表現していきたいと思いながら臨みました。内藤さんをはじめ、スタッフキャスト全員と精一杯作り上げた作品です。是非劇場でご覧下さい。

■内藤瑛亮監督のコメント
押切先生の原作を初めて読んだ時、僕は懐かしさを覚えました。スマホがない時代に娯楽なんて何もないクソ田舎へ産み落とされた少年少女の痛ましい青春は、自分自身の10代とも通じるところがありました。
映画化にあたり、凄惨な暴力の奥にある切実な感情を映し出そうとしました。そしてオーディションで選ばれた10代の俳優たちは、降り積もった雪のうえで血塗れになりながら、皆忘れがたい表情を見せてくれました。
僕にとって代表作と呼べる作品に仕上がったと自負しています。

■押切蓮介のコメント
雪が残る山奥は凍えるような寒さで、撮影見学にその場へ到着した10分後に自分は体調を崩しました。そんな厳しい撮影現場の中でキャストさんやスタッフさん達が撮影に挑んでいるのです。ろくに撮影現場に立ちあわず、ほとんどノータッチだった自分がここでコメントをする事におこがましさすら感じます。零号試写を見てそれだけ鬼気迫るものをこの映画に感じたからです。この映画に携わった方々に敬意を表します。
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