『WorldWide Weird News』によれば、これを受けて動き出したのは市民の言論や表現の自由、権利を守ることを目的に1920年から活動してきた有名NGO団体の「アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union 以下ACLU)」。彼らが少女を全面的に擁護していく旨を表明している。「少女は最高10年にわたり性犯罪者として氏名などの情報が登録される可能性があるが、14歳の少女がたった1枚の卑猥な画像で犯罪者とみなされるのはいかがなものか。刑事告訴とは彼女の進学、就職ほか将来の人生をおおいに脅かすものだ」と同団体は強く訴えている。
全米の中高生5,500人を対象に調査を行った「ネットいじめリサーチセンター(Cyberbullying Research Center)」によれば、12%が“他の人にキワドイ写真を送ったことがある”と回答していた。ACLUは「この子たちをすべて逮捕したら10代の8〜9人に1人が性犯罪者になってしまう。こんなことはあり得ませんよ」と少女の無罪を主張する。当の少女も検察側に「学校の友人たちの間では、エッチな画像や文章のやりとりなんて日常的に広く行われています」と述べたという。
画像は『WorldWide Weird News 2017年12月27日付「14-year-old girl charged with distribution of child pornography for sending naked selfie to a boy she liked」(illustration)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 Joy横手)