ネタ探しのため連日のようにLAの街に繰り出しては、持ち前のふざけ心で“大暴走”を続けている世界トップYouTuberのローガン・ポールさん。動画共有サービス『Vine』で一躍有名になったが、彼のYouTuber人生は10歳から始まっており、現在“Logan Paul Vlogs”のチャンネル登録者は1500万人を超えている。あまりの快進撃ゆえ彼は2014年に出身地のオハイオを離れ、昨年秋には日本円にして7.4億円ほどの豪邸をロサンゼルスの高級住宅地エンシノに購入していた。収入源はYouTubeだけではない。ダビデ像のような雰囲気の顔立ちとスタイルの良さが買われ、俳優やCMモデルとしても活動するようになっているのだ。
ポールさんばかりではない。トップYouTuberと呼ばれる人々による数々の動画を見て、世界の多くの人々が今、「くだらない動画があふれかえっている」「野蛮で危険な動画がエスカレートするばかりだ」「何故こんなもので大金を得られるのか」「質や評価ではなく再生回数がすべてなのか」とYouTube側のシステムや倫理観に関して疑問を呈している。実は問題の動画が投稿された直前の12月30日、ポールさんは東京・築地市場ほかをリポートした10分ほどの動画『WE FOUGHT IN THE MIDDLE OF TOKYO!』を公開していた。565万回ほどの再生回数を記録しているが、その内容には「何故こんなもので大金を得られるのか」と不思議でならない。