「目指せなんでも世界一!」 まさに中東のテーマパーク! ドバイに圧倒される

1

2018年01月19日 17:03  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

バージカリファと夜景 画像提供:(c)ドバイ政府観光・商務局
〜はじめに〜

今なぜドバイなのか。ドバイの何がこんなにも世界の人々を惹きつけてしまうのか。2017年10月22日深夜羽田出発、27日夕刻帰国という日程で取材のためドバイを訪れました。記者は中東ではカタール、トルコ、エジプトを訪ねたことがありますが、憧れのドバイは初めて。台風によるひどい揺れが心配された中、わくわくしながらエミレーツ航空313便に乗り込みました!

【この記事の他の写真を見る】


ちなみにエミレーツ航空はTripAdvisorの「トラベラーズ・チョイス・アワード/世界のエアライントップ10」の第1位に輝きました。機内のエンターテインメントは「I.C.E.」という最新のAVOD(Audio & Video on demand)システムにより、映画、音楽、ゲームで計2,500以上ものチャンネルを提供。選ぶのにひと苦労しました。深夜便なので食事の時以外は機内の照明は落とされます。暗い写真でごめんなさい。


ドバイはアラブ首長国連邦/UAE(United Arab Emirates)を構成する7つの首長国のひとつで、面積は埼玉県くらい。2017年10月現在の人口はUAE全体で約940万人。うち286.6万人がドバイに暮らしており、構成は80%が外国人で“エミラティ(Emirati)”と呼ばれる超裕福なUAE人は20%ほどです。1966年には海底油田が発見されたものの、現在の首長シェイク・モハメッドの父親でUAEの初代大統領であったシェイク・ザイードの「いつか底を尽きる石油には依存しない」という先見の明と、世界各国の有名企業を誘致して商業都市として発展を遂げたいという政策が奏功しました。小さな町でしかなかったドバイですが、中心に位置するクリーク(入り江)を港として活用することで中東、アフリカ、中央アジアを結ぶ貿易・商業都市の一大拠点として圧倒的な役割を果たし、わずか20年で現在の栄華を築いたそうです。


ドバイについてのそんな簡単な説明を頭に入れ、降り立ったドバイ国際空港。ターミナル内部は白を基調に清潔感があふれ、年間国際線利用旅客数世界No.1というだけあって、エアバス380型機がたくさん駐機する実に巨大な空港でした。


空港からホテルへ向かう車窓からの景色がまた楽しいのです。ガイドさんがマイクで案内して下さるのですが、いきなりキタキタ、来ましたよ。「まもなく世界最大のXXXが完成する予定です」という期待通りのフレーズが。ドバイのwhat’s newを出来るだけ探ってくる、これが今回の取材における記者の使命でしたから早速ニンマリ。それは「ザビール・パーク」という広大な公園に現在建設中の縦150m、横93mの巨大な額縁型の展望台つきビル「ドバイフレーム」のことです。


2013年から建て始め、完成まで本当にあとちょっとです。またその着想が素晴らしい。オールド・ドバイ地区からはこのフレームをはさんで煌びやかなダウンタウン・ドバイ地区が、そしてダウンタウン・ドバイ地区からは古き良きアラブの伝統を守るオールド・ドバイ地区の佇まいが、それぞれ1枚の美しい絵となって眺められるそうです。

とにかくドバイは「世界No.1にこだわる」「フツーでは気が済まない」がモットーなのでしょう。何においても奇をてらおうとするのです。地震がないことを強みに不思議な形のビルがたくさん建っています。


7枚目の写真・左は宿泊したJWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ(後ほど詳しく)です。ツインタワーとなっているその外観も見事ですが、周辺にもねじれ、歪み、でっぱり、尖がり、斜めとアシンメトリー感が特徴のビルが並んでおり、世界の建築家やアーティスト、そして観光客をとことん魅了しています。ホテルにあるレストランのガーデン部分からの眺め(写真・右)をご覧ください。テーブルはもちろん水平です。

また、ドバイ・マリーナ地区には地上73階・地下5階という超高層マンション、“ねじれ”ビルとして有名な「カヤンタワー(CAYAN TOWER)」があります。こちらもしっかりと写真に収めてきました!


「ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)」を2020年10月に控え、ハイピッチでの建設ラッシュにわくドバイ。巨大なクレーンがダウンタウンのあちこちで稼働しているため、ますますこの街は発展し、夜景もひたすら煌びやかになることでしょう。今でもすでにこんなに美しいのですが…。


摩天楼の写真を撮りたいというカメラマンたちは続々とドバイへ。NYマンハッタンもさすがに悔しがっていることでしょう。次の海外旅行はどこへと思案中の方は是非ともドバイへGo! とにかく百聞は一見に如かず。感動的なダイナミズム、サプライズを保証いたします。

取材協力:ドバイ政府観光・商務局
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

このニュースに関するつぶやき

  • ドバイが持っているのは世界一の物を作れる資本だけ。技術は全て先進国企業のもの。
    • イイネ!3
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(1件)

前日のランキングへ

ニュース設定