仕上がりアップ!今見直したい「ファンデーション選び」の基本

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2018年01月23日 20:31  つやプラ

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つやプラ

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メイクに欠かすことのできない「ファンデーション」。今まで使っていたものから変えてみたくても、さまざまな種類があって、どれを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

年々、お肌の状態は変わります。ベースメイクはメイクの基本。見せたいイメージや肌悩みによって、ファンデーションを変えると、仕上がりも変わってきます。肌質や年齢、仕上がりの好みに合わせた、ファンデーションの種類と賢い選び方、そして仕上がりがアップする塗り方
を、まとめてご紹介します。

■目次
1.ファンデーションの種類と特徴
(1)パウダーファンデーション (2)ルースファンデーション (3)リキッドファンデーション (4)クリームファンデーション (5)クッションファンデーション 2.ファンデーションの選び方
(1)手軽さ重視ならパウダーファンデーション (2)薄付きが好みならルースファンデーション (3)乾燥が気になるならリキッドファンデーション (4)しっかりメイクを長時間キープしたいならクリームファンデーション 3.ファンデーションの色の種類と選び方
(1)肌に合わせた上手な色の選び方 (2)失敗しない選び方のコツは、きちんと試すこと 4.ファンデーションの基本の塗り方
(1)ベースをしっかり整えよう! (2)メイク下地でファンデーションをより美しく仕上げる (3)ファンデーションの基本の塗り方  (i)パウダーファンデーション  (ii)リキッドファンデーションとクリームファンデーション

■1.ファンデーションの種類と特徴

選ぶのに困るほどいろんな種類があるファンデーション。自分が使ったことのあるもの以外は、よくわからないという方も多いでしょう。どんな種類があるのか、代表的なものを見てみましょう。

ファンデーションの種類と特徴

(1)パウダーファンデーション

ファンデーションのなかでも代表的なものが、パウダーファンデーション。元々パウダー状だったファンデーションを固形したもので、持ち歩きにも便利なアイテムです。

メイク下地やルースパウダーを合わせて使うことが多い
のが特徴です。余分な皮脂を吸収してくれるため、油浮きせずムラになりにくい
メリットがあります。油分が少なくさらっとし仕上がりも魅力です。

(2)ルースファンデーション

固形タイプのパウダーファンデーションとよく似ているファンデーションがルースファンデーション。パウダーファンデーションを固形にせず、粉末のままにしたものです。パウダーファンデーションより軽い付け心地で、ナチュラルに仕上がり
ます。

(3)リキッドファンデーション

パウダーファンデーションよりさらに艶がほしい場合は、リキッドファンデーションがおすすめ。水分が多く含まれているファンデーションで、伸びやすい
のが特徴です。そのため、薄付きで透明感のある肌へ
導いてくれます。

(4)クリームファンデーション

カバー力が高いファンデーションといえば、クリームファンデーション。その名の通りクリーム状のファンデーションで、乳化しているタイプが一般的です。

リキッドファンデーションと比べて、水分が少ないのが特徴。シミなどの肌トラブルをしっかりカバー
して、長時間メイクをしていても崩れにくい
アイテムです。

(5)クッションファンデーション

今までのファンデーションとは一味違う、新しい質感のファンデーションとして注目されているのが、クッションファンデーションです。クッションのような柔らかい素材のスポンジに、ファンデーションをしみ込ませています。手を汚さずにメイク
でき、艶感のあるお肌に仕上げてくれる
アイテムです。メイク直しが簡単なのもおすすめポイント。

■2.ファンデーションの選び方

代表的なもので5種類ほどが挙げられるファンデーション。重視するポイントによって、自分にピッタリなものが変わってきます。

ファンデーションの選び方

(1)手軽さ重視ならパウダーファンデーション

脂性肌や混合肌タイプ、ニキビ肌におすすめ

ファンデーションのなかでもポピュラーな固形タイプのパウダーファンデーションは、油分が少なく軽い仕上がりのため、脂性肌や混合肌タイプ、ニキビ肌の方におすすめです。油浮きやメイク崩れが気になる部分には、ルースパウダーを重ねておく
とメイク崩れを防いでくれます。

メイク直しが多い方にも

ポーチなどに入れて持ち運びやすいので、メイク直しをよくする方にもぴったりです。

(2)薄付きが好みならルースファンデーション

皮脂が気になる肌にぴったり

粉末タイプのルースファンデーションは、薄付きの仕上がりが好みの方におすすめ。油分が少ないので、脂性肌にももってこいのアイテムといえます。薄付きなので、素肌にトラブルが少ない方に適しています。

ブラシでつけることがほとんどなので、メイク直しをしたい場合は、携帯用のブラシを持っておくと便利
です。パウダーファンデーションやリキッドファンデーションと重ねて、カバー力をアップさせて使う方法もあります。

肌に自信がある方向け

素肌っぽさを演出できるルースファンデーションは、主に20代におすすめのファンデーションです。ストレスなどの影響で敏感になった肌には、刺激が少ないミネラル成分のルースファンデーションを選ぶといいでしょう。

(3)乾燥が気になるならリキッドファンデーション

潤い重視ならリキッド

リキッドファンデーションは、肌に潤いをプラスしたい方におすすめです。水分が多く含まれているので、乾燥が気になる方にぴったり。メイクのトレンドでもある艶感のある肌へ導いてくれる
ファンデーションです。

トラブルが気になり始めた肌に

乾燥などのちょっとしたトラブルが気になり始める30代以降におすすめ
のファンデーションが、このリキッドタイプ。ニキビなどの肌荒れが気になる場合は、天然鉱物を使って作られたミネラルタイプのリキッドファンデーションを使ってみましょう。

(4)しっかりメイクを長時間キープしたいならクリームファンデーション

カバー力重視

リキッドよりさらにしっかりとした付け心地なのが、クリームファンデーション。カバー力が抜群
で、お肌のトラブルを感じ始める30代はもちろん、40代にもおすすめ
です。カバー力のみならず、保湿効果にも優れています。

メイクがしっかり長持ち

リキッドファンデーションのようにさらっとしたテクスチャーではなく、クリーム状の硬いテクスチャーのため、より肌に密着するのが特徴です。長時間のメイクにも耐えられる優秀ファンデーションといえます。

■3.ファンデーションの色の種類と選び方

色の種類が豊富なファンデーション。どんな色があって、どうやって選べばいいのかを知っておくと、メイクの仕上がりも一段とアップします。

ファンデーションの色の種類と選び方

(1)肌に合わせた上手な色の選び方

ファンデーションの色選びは、元の肌色に合ったものや、より肌色を美しく見せてくれるものを選ぶことが大切です。日本人の肌色としてポピュラーな黄色みがかった肌にはオークル系
、色白と呼ばれる肌にはベージュ系、青みがかった寒色系の肌にはピンク系が基本です。

オークル系は、肌色をナチュラルな仕上がりに見せてくれます。メイクをして時間がたつと、濃い色味になることがあるので、ピンク系や薄いベージュ系のパウダーでメイク直しをすると、より美しくナチュラルです。

黄色みが強い肌の場合には、ベージュ系をチョイスするとくすんで見える場合があるので、オークル系のカラーを選ぶように注意しましょう。

元々赤みが強い肌の場合は、赤みをカバーしてくれるベージュ系を選ぶと透明感のある肌に仕上がります。

健康的な色黒の肌には、ベージュオークル系が向いています。

(2)失敗しない選び方のコツは、きちんと試すこと

肌にしっかりなじむファンデーションを上手に選ぶには、実際に試してみるのがおすすめです。手の甲に塗って試すのではなく、きちんと顔につけて試しましょう。フェイスラインから首筋、デコルテの肌色としっかりなじんでいるか確認する
ことで、正しいカラーが選べます。

一度に何色か塗ってみると、違いが分かりやすく、一番肌に馴染んでいるカラーが見つけやすくなります。

■4.ファンデーションの基本の塗り方

普段何気なくお肌に塗っているファンデーションにも、正しい塗り方があります。基本を守ってファンデーションを塗ることで、より美しく、よりメイク崩れしない仕上がりを目指すことができます。詳しいやり方を見てみましょう。

ファンデーションの基本の塗り方

(1)ベースをしっかり整えよう!

まずはベースが大切です。洗顔後、化粧水と乳液を使って肌を整えます。化粧水は、コットンになじませて肌にやさしく塗るか、手のひらで肌をやさしく抑えるようにして塗りましょう。乳液は指の腹を使ってやさしく肌に馴染ませます。

化粧水や乳液をしっかり肌になじませることで、ファンデーションの色ムラや化粧崩れを防いでくれます
。乾燥が気になる部分には、乳液や美容液を重ね付けしておくのもポイントです。

(2)メイク下地でファンデーションをより美しく仕上げる

肌が整ったら、次はメイク下地を塗りましょう。パールくらいの量を手に取り、顔全体にムラなく伸ばしていきます。少しずつ指にとり、鼻や頬、口元や目元などに付けてから全体に伸ばす方法もおすすめです。

メイク下地を塗っておくことでファンデーションがムラになることを防ぎ、密着度もアップ
します。

(3)ファンデーションの塗り方

(i)パウダーファンデーション

パウダーファンデーションは、スポンジに軽く馴染ませてから塗ります。ムラにならないよう、まんべんなく薄く塗る
のがコツです。シミやニキビなどの気になる部分には、軽く指で重ね付けして、ポンポンとやさしくたたくように仕上げましょう。

(ii)リキッドファンデーションとクリームファンデーション

リキッドファンデーションやクリームファンデーションは、主に手で塗る方法とスポンジで塗る方法があります。基本的には、どちらもやさしくパッティングするようにして塗る
のがコツです。パッティングすることで、より肌なじみがよく、ムラになりにくいメリットがあります。

小鼻や目元、口元などの細かい部分は、スポンジを折りたたむなどして、丁寧に塗りましょう。スポンジは常に清潔なものを使う
ことで、肌トラブルを防ぐことができます。週に1度程度は洗うことを心がけましょう。

ブラシを使った上手な塗り方

より艶感のある仕上がりを目指すなら、ブラシを使う
方法もあります。手の甲にリキッドファンデーションまたはクリームファンデーションをのせます。ブラシの片面だけにファンデーションを馴染ませ、肌に塗りましょう。次に、ファンデーションを付けていない側のブラシ面を使い、放射状に広げます。仕上げに、ブラシでパッティングして、肌に馴染ませれば完成です。

ファンデーションを上手に選んで、メイクをもっと楽しみましょう。

ファンデーションを上手に選んで、メイクをもっと楽しみましょう。そのためには、各ファンデーションの特徴や、自分自身の肌質や肌色をしっかり理解することが大切です。肌の悩みやライフスタイルに合わせた、あなたにぴったりなファンデーションを見つけましょう。

(美容ライター/子育てママライター 平田ちかこ 美容クリニックを有するエステサロンでの勤務を活かし、幅広いジャンルで活動中のママライター。)

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