欧米には市庁舎や地方裁判所にて、司式者(結婚儀式の権威のある人)や立会人のもと簡単なセレモニーを行って「Marriage Certificate(結婚証明書)」を取得する“地味婚”がある。とはいえカップルにとって夫婦となる大切な日であることに変わりはない。しかしこのほど米ニュージャージー州のあるカップルは、裁判所のトイレで挙式する羽目になってしまった。予期せぬ出来事があったゆえの結果なのだが、2人にとってはある意味「忘れられない特別な日」となったようだ。『News 12 New Jersey』『NBC New York』『Metro』などが伝えている。
灰色の壁に囲まれたトイレ内での挙式は異様ではあったが、ケイティ・ガンマー判事によりスムーズに執り行われ、ブライアンさんとマリアさんは母親の前で愛の誓いを交わし無事、夫婦となった。その様子は「Monmouth County Sheriff’s Office(モンマス郡警察)」のFacebookアカウントに投稿されているが、式の最後にトイレの壁際で誓いのキスを交わす夫婦はなんだか戸惑っているようにも感じられる。しかし、同アカウントにはこのように投稿された。