【働く女の「モテ道場」】「手荷物の多い女はモテない」説の真実は? カリスマ婚活アドバイザーのバッグの中身も公開

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2018年02月05日 18:00  citrus

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荷物の量と恋愛の相関関係を示した、興味深い調査リリースが発表されました(出典:通勤総合研究所)。恋人や結婚相手のいる女性はいない女性に比べ、1.3キロも手荷物が軽い。よって「恋愛上手になりたければ、荷物を少なくするべき」と結論づけています。確かに、手荷物の重さは、ビジネスマンの能力を判断する基準として、しばしばメディアに取り上げられます。手荷物が軽いほど「頭の中が整理できているはずなので仕事がデキる」という理論をお見受けします。では、働く女性の場合、どうでしょうか。

 

 

■極小バッグでも「ダサくなる」

 

今回のデータを見て、私が経営する結婚相談所の顧客の皆さん、婚活女子たちを思い浮かべてみました。荷物やバッグが小さい人、確かにいますね。婚活で、男性はビジネスカジュアル、女性はワンピースやセットアップ、ジャケットスタイルなどセミフォーマルな服装なので、まるでパーティバッグのような極小のハンドバッグを持つ方もいらっしゃいます。ただ、これだと、お財布と携帯を入れたらいっぱいになってしまいます。だから、紙袋やエコバッグを2個携帯する方も多いのですが、うーんコレ、正直ちぐはぐな印象で、ダサいんです。

 

一方、大きくて真っ黒でお堅く角ばった、A4対応のビジネスバッグを休日やデートでぶら下げる女性もいます。休日まで仕事相手みたいな人に会うって結構気が滅入りません? とはいえ、毎日ズタ袋のようなバッグの中に、パンパンになった付録ポーチや裸のガム、くちゃくちゃのイヤホンなんかを無造作に入れて持ち歩く……というタイプも、これまたいただけません。

 

ちなみに私は、ハッキリ言って手荷物が多い方で、バッグも比較的大きめです。ただ、仕事のときもトートバッグは持ちません。バッグのせいで全身ビジネスチックになると、全然エレガントじゃないから。肩から掛けるデザインショルダーなら容量もあるし、見た目も重すぎません。

 

毎日同じバッグでコーディネートに無頓着なこと、必要ないものまで持ち歩いて、何が入っているか不明な状態になっていてはダメ。バッグはアウターに合わせて変えるのが当たり前ですし、季節に合わせて素材や色を調整するのも重要です。なぜか。「自分がどう見られているか」を意識することが、仕事でもプライベートでもセルフプロデュースにつながるからです。

 

 

■大公開! カリスマ婚活アドバイザーのバッグの中身

 

また、「バッグが重い、軽い」という以前に、そもそも何を、なぜ持ち歩いているのかにも着目したいところです。

 

私は、スマホは2台持ち歩いていますし、名刺入れや車のカギがついた大きなキーケース、ピンクの手帳もビジネスのお供。これだけでもある程度重くなり、小さなハンドバッグにはとても入りきりません。また、ポーチの中には私の「必需品」もギッシリ。シャネルの香水、赤リップとグロス、シアバターのハンドクリーム、歯間ブラシなどの口腔ケアグッズ。そして、のどあめ2つ、頭痛薬や痛み止めなどの常備薬、ホッカイロなども入っています。

 

なぜって? 打ち合わせで咳込んでいる方、ロケで寒そうにしているスタッフさんを見たら、心配になりませんか? 「大丈夫? 風邪ですか?」って渡したくなるから、なんです。

 

実は、バッグの中だけでなく、自宅や職場でもいつもそう。毎日のように重いものを運んでもらっている宅配便のおじさんには、冬はチョコレート、夏はペットボトルの水を手渡し。打ち合わせで冷たいペットボトルを出したら、持ち帰るときカバンが濡れないように100均のペットボトルカバーを渡します。折りたたみ傘を2個持ち、雨宿りしている見知らぬ女の子にあげたこともあります(笑)。アパレルの販売員をしていた頃は、雨の日に来店してコートが濡れたお客様にタオルを渡したり、お子さんがぐずってゆっくりショッピングできないお客様に折り紙を渡したりしていました。

 

 

■「荷物が小さければいい」わけじゃない本当の理由

 

まぁ、簡単に言えば「すっごく気が利く!」ってことなんですけど(笑)、ビジネスで言えば、これって戦略にもなります。のどあめや風邪薬、ホッカイロは、せいぜい200円くらいのものでしょう。でも困ったなと思った時に、サッと手渡されたら「うれしい」と思いますし、なんとなく好感を持つはず。印象に残れば仕事もうまくいきますし、結果、自分もうれしくなって得します。これって、人間力ですから、恋愛の場面でも活きるんです。

 

たとえば、身なりが汚い人って服にシミがあったり、ほつれたりしていることに気づいていないし、それによって人からどう見られるかにも気づいていない。つまり、対応も準備もできていないということ。本当はとっても優しい心の持ち主でも、「自分のことすら出来ないなら、他人のことまで気が回らないだろう、だらしない生活をしているんだろう」と思われてしまうかもしれません。外見は内面のいちばん外側ですから。

 

相手のちょっとした変化に「気づく力」、それに「対応する力」、事前に想像して「準備する力」。仕事ができる人は、それが身についています。ですから、バッグの中身さえも、何を何のために持ち歩いているか、しっかり把握するのが大事です。だからこそ「荷物が小さければいい」というわけではない。それが私の結論です。

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