ジャニーズ御用「女性セブン」が山下智久の"二股"を報じた裏! 山Pが飯島マネ、SMAP独立組と合流?

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2018年02月12日 15:11  リテラ

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「山下智久11歳年下テラハ美女とハワイ それでも切れない石原さとみと未練の夜」



「女性セブン」(小学館)2月22日号がこんな見出しで、山Pこと山下智久の"二股"を報じた。



 記事では、まず山下と新恋人とのお忍びハワイ旅行を報じている。新恋人は人気番組『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』(通称テラハ フジテレビ)で"番組史上NO1美女"との触れ込みでブレイクしたモデルNikiだ。記事によると、山下とNikiは1月下旬、ハワイの「トランプインターナショナル」に滞在し、1週間ほどバカンスをたのしんだという。



 山下といえば、石原さとみと数年前から交際が報じられてきたが昨秋ごろから破局説も流れており、やはり現在はこのNikiが恋人で、石原とは破局していたのかと思いきや、記事はそれだけでは終わらない。Nikiとのハワイ旅行から帰国した数日後、山下は別れたはずの石原の自宅を訪れたことも報じられているのだ。



 自主規制なのか、記事には「二股」「浮気」という文字こそ一切なく、"石原さとみと別れた"ことを強調していたが、暴いた事実関係は明らかに二股といわれておかしくないもの。



 しかし「女性セブン」といえば、本サイトの読者ならご存知のとおり、バリバリの"ジャニーズ御用"週刊誌。その「セブン」がなぜ、ジャニーズの人気タレントである山下のスキャンダルをここまで大々的にかつ詳細に報じているのか。二股疑惑はもちろんただの熱愛旅行ですら、通常ならあり得ない記事だ。



「スクープしたのがジャニーズの御用週刊誌『セブン』ですから、今回の記事については諸説、取り沙汰されています。ネタ元がジャニーズそのものだというものや、逆に山下との破局を決定的にしたい石原の所属事務所ホリプロ説、さらにはNikiと宿泊したハワイのホテルの部屋がバーニング系列の会社社長所有だったことからバーニング系のリーク説もある。しかし情報源がどこであれまちがいないのは、ジャニーズが、山下のスキャンダル掲載をOKしたということです」(週刊誌記者)



「女性セブン」が、どんな小さなネタであっても、ジャニーズタレントに関する記事をジャニーズ事務所におうかがいをたてることなく掲載することはない。今回の山下の記事についても了承スミ。それどころか「どんどん書け」と煽っていたという話まであるのだ。



 この背景には、SMAP独立問題とそれを生んだ派閥抗争の影響がある。



●SMAP独立の際にジャニーズに忠誠を誓った山ピーだったが...



 そもそも山下は、事務所入所当時からジャニー喜多川社長のお気に入りであり、NEWSも「いまデビューできなければ事務所を辞める」と申し出た山下のために結成されたグループだった。しかし山下はその後、ドラマのギャラをめぐりメリー喜多川副社長と揉めたことからNEWSを脱退、同時にメリー氏の娘である藤島ジュリー景子副社長の管轄(ジュリー派)からも外れ、ジャニー社長の仲裁で、非主流派でありSMAPの育ての親である飯島三智マネージャー(飯島派)に鞍替えしたという経緯がある。



 メリー氏・ジュリー氏と飯島氏の対立が深刻化するなか、勃発したのがSMAP独立騒動だった。このとき、山下も飯島氏から独立を打診されたが、しかし山下は狼狽し"独立など画策していない"と事務所に忠誠を誓ったと報じられている。



 その後、山下は亀梨和也主演の『ボク、運命の人です。』(日本テレビ)に出演、大ヒットした『青春アミーゴ』以来となる亀梨とのユニットでCDをリリース。また山下主演の人気ドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』(フジテレビ)新シリーズにも出演し瀕死の月9枠で好視聴率をあげ、さらに今年7月には劇場版『コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜』が公開を控えるなど、事務所から干される事態は回避されたと思われていた。



 しかし、それはあくまで表面上のことだという。



「そもそも山下はメリー氏に一度楯突いた身。さらにSMAP騒動でも飯島氏との親密な関係や、独立までが取りざたされた。山下に対して、いまだ"裏切り者""飯島派"という認識は変わっていません。一度裏切った人間を絶対に許さないのがメリー氏ですからね」(元ジャニーズ関係者)



 実際ジャニーズの"山下排除"は確実に進んでいるとみられている。この間、山下は年末恒例のジャニーズカウントダウンに参加したり、犬猿の仲だった亀梨和也に近づくなどの動きもあったが、しかし実際は騒動以降も、山下が置かれた立場は微妙なままであり、事務所も山下を露骨に干すことはしなくても、守ることはしないというスタンスだという。



「たとえば映画化もされる『コード・ブルー』は、もともと山下主演の人気シリーズだったが、昨年夏に放送された第3シーズンにもジャニーズはなぜか乗り気じゃなかった。視聴率苦にあえぐフジに頼み込まれ渋々OK、その代わりにねじ込んだのが、ジュリー氏がゴリ押し中のHey! Say! JUMP有岡大貴。映画を最後に山下を切って、今後放送するときは有岡ら第3シーズンで加わった新人救命医を演じた若手たちを主役に交代させたシリーズに変わるという説も根強い」



●飯島氏と接触、「新しい地図」移籍の動きも?



 そして、追い詰められつつある山下は、再び飯島氏と接近。水面下で「新しい地図」への移籍を含めた話し合いを進めているとの情報も流れていた。



「Kis-My-Ft2についてはあきらめた飯島さんですが、山下のことは気に入っていて、なんとかしてやりたいと考えているようです」(元ジャニーズ関係者)



 そんなところに出てきたのが、この御用週刊誌「女性セブン」の二股報道だった。



 周知のように、SMAPの独立派メンバーも、同じ目にあっている。2017年前半、キムタクを除くメンバーたちの熱愛や結婚、そしてスキャンダル報道が相次いだのだ。1月には草なぎ剛が交際女性について"周囲に結婚の報告をした"と報じられ、3月には中居正広とダンサーの武田舞香の同棲報道が報道された。しかも、スクープしたのはジャニーズ御用雑誌「女性セブン」(小学館)。えげつない、いやがらせ報道だったが、しかし4月、さらなる衝撃的報道がなされる。「週刊文春」(文藝春秋)が香取慎吾の"隠し子疑惑"を報じたのだ。香取は以前から子どもがいるという"都市伝説"が存在はしていたが、「週刊文春」も、SMAP解散騒動でジャニーズ事務所と太い情報ルートを確立しており、これもジャニーズサイドからの情報だった可能性が濃厚だ。



 この隠し子報道に対し香取本人は完全否定で真相は藪の中だが、一方の中居に関しては事務所に残留した10月になって同棲をスクープした「セブン」で破局が報道された。



 今回の山下の"二股"報道がジャニーズによる移籍阻止のための恫喝なのか、あるいは移籍前提の嫌がらせなのかはわからないが、山下の置かれた微妙な状況を反映しているスキャンダル記事であることは間違いないだろう。



 山下ははたして「新しい地図」に移るのか。今後の動きを注視したい。

(時田章広)


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