娘の命よりゲームが大切だった18歳の父親(画像は『CBS Philly 2018年2月22日付「18-Year-Old Man Accused Of Killing 5-Month-Old Daughter Over Video Game Frustrations」』のスクリーンショット)女性が妊娠してから赤ちゃんを出産するまでには何か月もある。だが予期せぬ妊娠を知って「まだ友達と遊び歩きたい」「子育てよりゲームがしたい」などと感じ、親になりわが子を育てながら家庭を築くことの責任感や自覚がその期間に育たない者も残念ながらいる。若い父親が幼い赤ちゃんを激しい暴力で死なせる事件が米ペンシルベニア州で起きた。フィラデルフィアのメディア『CBS Philly』や『abc13 News』などが伝えている。
「オンラインゲームの『Call of Duty』に夢中だった。相手から“お前の負けだ!”と言われた瞬間、猛烈に腹が立った。」
「赤ちゃんがぐったりっとして動かない」との911番通報にコーツヴィル署の警察官が現場に急行したところ、ロザリーちゃんはすでに心肺停止の状態であった。ブランディワイン・ホスピタルを経て転院先のネマーズ/アルフレッド I.デュポン・ホスピタル・フォー・チルドレン(Nemours/Alfred I. duPont Hospital for Children)でも懸命な治療がなされたが、急性の頭蓋内出血および両側性網膜出血も確認されたロザリーちゃんは死亡。ゲームに集中できない、負けた、そんな苛立ちの矛先を幼いロザリーちゃんに向けたズィオンは第一級殺人罪で逮捕・起訴された。
画像は『CBS Philly 2018年2月22日付「18-Year-Old Man Accused Of Killing 5-Month-Old Daughter Over Video Game Frustrations」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 Joy横手)