IT企業のインタースペースは3月15日、「ママの理想の子ども像」実態調査の結果を発表した。調査は今年2月にインターネットで実施し、同社運営「ママスタジアム」ユーザーで子育て中の女性477人から回答を得た。
自分の子どもにどのようなタイプに育ってほしいと思うかを聞くと、男の子の母親(247人)の上位3位は「明るく元気なみんなの人気者」(56.3%)、「継続力のある努力家/勤勉家」(54.3%)、「話し上手聞き上手なコミュニケーション上手」(53.0%)となっている。
9割が「不幸なお金持ち」より「幸せな貧乏」になってほしい
一方、女の子の母親(230人)は、1位が「話し上手聞き上手なコミュニケーション上手」(62.2%)で男の子の場合と変わらないが、2位以降の「明るく元気なみんなの人気者」(54.3%)、「継続力のある努力家/勤勉家」「思い立ったら動ける行動派」(48.7%)を大きく離した。女の子の方がコミュニケーション能力を親からより強く期待されていることがうかがえる。
同社は、
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「何かとコミュニケーション能力が求められる場や職業が増えている中で、自分で自分の意見や感情を伝えられる『コミュニケーションスキル』を持ち合わせてもらいたいと思っているママが多いのは世相を感じます」
とコメントしている。
二者択一でどんな生き方をしてほしいかを聞くと、男女ともに「イマイチな相手と結婚」より「一生独身」(男:62.8%、女:56.5%)で、「不幸なお金持ち」より「幸せな貧乏」(男:91.5%、女:87.8%)が圧倒的に支持されている。
しかし時間とお金を比べると「時間に余裕があるがお金はない」より「お金に余裕があるが時間がない」(男:83.4%、女:77.8%)を選ぶ母親が多い。やはりお金は大切だと感じているようだ。
職業はともに「起業家」より「公務員」、「ユーチューバー」より「医者」と母親の堅実思考が垣間見える結果となった。
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男の子の理想は「大谷翔平」「羽生結弦」、女の子は「新垣結衣」「石原さとみ」
自分の子どもにどんなタイプになってほしいかを聞くと、男の子の上位3位が「スポーツ選手」(37.7%)、「俳優系」(22.7%)、「ジャニーズ系」(19.0%)。女の子は「かわいい系」(59.6%)が圧倒的に高く、「きれい系」(19.6%)、「おもしろ系」(12.6%)と続く。
子どもになってほしい理想の有名人やキャラクターを聞くと、男の子は「アンパンマン」「ミッキーマウス」などの国民的キャラクターと「大谷翔平」「羽生結弦」といったスポーツ選手が多く挙がっていた。
女の子では「しずかちゃん」「プリキュア」などのかわいい女子系と「新垣結衣」「石原さとみ」「北川景子」といった愛され女優系がランクインしている
ちなみに子どもの結婚相手には、男の子の母親は「かわいい系」(38.5%)、「おもしろ系」(26.3%)、「おかん系」(13.4%)、女の子の母親は「スポーツ選手系」(33.9%)、「俳優系」(31.7%)、「ジャニーズ系」(10.9%)を挙げる人が多かった。