直前に保育園入園キャンセル! 来年度から「どうしても入りたい園」にする新企画始めます!!

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2018年03月17日 19:03  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

最近はお受験本にもコラムを書いています。これで園児が集まってくれればいいですよね

 年度末でバタバタしている毎日です。来年度のしおり(ルールやお願いが書かれています)を作成したり、新しい企画(お勉強レッスン)を具体化したり、そんな感じのことをしています。

 いやー、ホント入園関連で怒り狂いそうなことが何度もあったので、紹介してみたいと思います。初めて読む人がいるかもしれないので、保育園の構成からわかりやすく書きますね。

 私が直営で経営している保育園は、7年前にオープンした「駒沢の森こども園」と、今年度4月10日にオープンした「衾の森こども園」の2つなのですが、駒沢の森は、何年もやっていて、メディアに何度も取り上げられている有名園だけに、「理念に賛同し、どうしても入りたい人」が入園の申し込みをしてきます。なので、31年度までの申し込みが終了している状況です。有名だからこそ、とりあえず入園金を入れて申し込みをしている人の中には、引っ越しや海外赴任、転勤になりキャンセルということも多々あるのですが、基本、角川の森(私の保育事業全般)の賛同者なので、迷惑の掛からないように配慮をして、わかった時点で連絡をしてくれます。その場合、スムーズにキャンセル待ちの人に連絡ができるので、ダメージが少なくて済みますから、まだ救いがあります。

 問題なのは、「衾の森こども園」です。まだまだ知名度が低く、「どうしても入りたい」ではなく、「認可に入れなかったら入園する」人もいて(オープンの時に入園していただいたメンバーは、この連載で集めたようなものなので賛同者)、すでに入園面談が終わったにもかかわらず、「認可の二次に入れたので……」と、この時期(3月17日)になって連絡をしてきます。だったら、見学や面談の時に「認可に申し込みをしているので、キャンセルするかもしれません」と言ってくれれば、その時点で園児を多く取りましたよ。プロの勘で、「このスペックなら認可に入れるだろうな」とかわかりますからね。いまさらキャンセル待ちの人に連絡しても、当たり前ですが、うちに入園ができないとわかった時点で、4月から入れる園を探しているので、「ほかの保育園に決まりました」となるわけです。

 それが何人も続いたので、「神様からのメッセージなのかも」とまで感じてしまいました。予約していたレストランや美容院をキャンセルすることが多いから、因果応報なのでしょうかってね(笑)。はい、これからは確実な時以外の予約はしません!

 で、そこで考えたのが、角川の森をもっともっと「どうしても入りたい園にする」ことでした。具体的にいうと、今以上に「お受験保育園」部分を特化させて、うちの保育園を知らない層に知ってもらうことが重要なのではと思います。うちの園は、私立小へ推薦制度もあるし、保育園と幼児教室を合わせたものだということを、発信&宣伝しないといけないなと考えます。

 ということで、来年度から新しいことを始めます。年少〜年長を対象とした、駒沢の森こども園と衾の森こども園の合同グループレッスンを週1で行います。衾の森の先生(某有名お受験幼稚園に14年間勤務後、入社)が担当するので、駒沢の森の園児さんは、私が東急バスで引率して衾の森に移動します。レッスン後は通常の預かり時間まで衾の森で過ごし、保護者には衾の森に迎えに来てもらいます(衾の森は駒沢の森から徒歩で12分+駅前なので可能と判断)。

 内容は、はさみ、絵画(自由画・課題画)、劇遊び、楽器、発表、集団遊びで、お受験する子はもちろん、しない子であっても就学準備としてバッチリです。合同にすることで、同年代の子と学ぶ&遊べますし、「できる子」を見て刺激される環境。「幼稚園に行った方がいい?」と悩む人もいるかと思いますが、このレッスンを行うことで、幼稚園以上の習得ができるようになります(うちの園には、バリバリのお受験女子園児がいるので、その子を見て『もっと向上したい』と思ってほしいというのが狙いでもあります、笑)。小学校に入った時、「角川の森に通っていて良かった」と思っていいただける園になるよう、来年度も頑張ります!

 バンバン有名校に合格してくれれば、一瞬で園の知名度は上がりますね。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では10歳の愛娘の子育てに奮闘中。

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