英ティーズサイドのソルトバーンにある老人ホーム施設「Four Seasons Care Centre(フォーシーズンズ・ケアセンター)」に入所していたアルツハイマーと関節炎を患うヘイゼル・ブラウンさん(83歳)。彼女の娘クリスティーン・ベルさんは3月21日に施設のマネージャーから連絡を受け、その内容に驚愕した。
施設のオーナーであるケイ・ヘルスケアさんは、「今回の出来事は非常に遺憾です。1人のこのような行為が、全スタッフの評判を汚したのです」とクリスティーンさん同様に怒りを隠せないようだ。しかし「正直に申告し、素早い対応をしてくれた施設側には感謝している」と言うクリスティーンさんの言葉通り、施設側は迅速に対応しスタッフ1人を解雇、3人を停職処分にしたことを明らかにした。この件に関しては、レッドカー&クリーブランド協議会の安全防護対策チームと Care Quality Commission(ケア・クオリティ委員会)、クリーブランド警察の合同により、更なる調査が行われているという。なお、同警察は「通報を受けたものの、犯罪捜査として取り扱ってはいない」と述べている。