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エアコンの展示会:HVACで出会った、ライフスタイルコンディショナーとしての空調

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2018年03月29日 19:21  FUTURUS

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FUTURUS

写真FUTURUS(フトゥールス)
FUTURUS(フトゥールス)

幕張メッセで、「HVAC&R(ヒーバック&アール)ジャパン 第40回冷凍・空調・暖房展」が開かれた。企業の規模を問わず、約200社が集って空調の技術を披露する展示会だ。

数多くの展示ブースのなかでもトップクラスの規模だったDAIKINは、新しいデザイン哲学に基づいて開発したという「risona」を展示していた。

DAIKINの主張はこうだ。従来のエアコンは機能や仕様からデザインが決定することが多かった。そのため、デザイン性を求めるニーズを無視して手前に大きくせり出す真っ白いフォルムがいまだに主流となっている。

従来のエアコンのデザイン軽視とは逆に、「とにかく、とことん薄くて小さい室内機を」を目指してうまれたのがriosnaだ。

幅789mm、高さ295mm、厚さ185mmというサイズは、DAIKINのフラッグシップ「うるさら7」の約半分の容積。

特に薄さは業界最薄であり、また世界的に最も権威のあるデザイン賞のひとつであるとされる、ドイツの「iFデザイン賞(iF design award)」も2018年に受賞している。

一見ただ四角いだけに見えるフレーム状のパーツ構造を採用したのは、家具との調和を最優先に考えたためだという。また、前面のパネルには自動車の内装部品などに使われるインモールド成型となっている。

このミニマムなデザインの中に、ダイキンの言う「空気質(温度、気流、湿度、洗浄)」を実現したという。

「うるさら7」では、冷房時の「天井気流」と、暖房時の「垂直気流」が特徴だった。

気流を天井や壁に沿わせることで、人が直風を浴びないようにして、冷たい空気は下に、温かい空気は上に流れていく性質に注目して冷暖房の切り替えに応じて気流を変えることによって、より効率的な冷暖房効果を発揮させたとしている。

この天井気流と垂直気流をrisoraで実現するにおいてキーとなる技術が、冷風、温風に応じて動くことによって気流を切り替えるフラップだ。

risoraはとことん薄くて小さいデザインにするため、なるべく薄く、かつ冷風と温風に挟まれても大丈夫な高い断熱性を持つ特別なフラップが必要となった。

開発チームは、断熱材を極薄0.5mmの樹脂でサンドする全く新しいフラップをrisoraのために新開発することにより、「天井気流」と「垂直気流」を実現したという。この新開発したフラップについては、現在特許を出願中だ。

ひとつの住宅設備として、ライフスタイルにまで踏み込んだrisora。

キッチンや壁紙を選ぶように、理想の暮らしに合わせてお気に入りのエアコンを選ぶ時代が来るかもしれない。

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