草間彌生『さあ、今、我が人生の最大の出発にきた』展 初期作や初公開作も

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2018年04月06日 21:41  CINRA.NET

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草間彌生『わが五体が生を去る日は月は栄光を止めるだろう』 ©YAYOI KUSAMA
草間彌生の個展『さあ、今、我が人生の最大の出発にきた』が、8月31日まで東京・牛込柳町の草間彌生美術館で開催されている。

昨年開館した草間彌生美術館の第2回展となる同展では、草間の創作活動の出発点となる1950年代に故郷の長野・松本などで描いたドローイング、水彩作品計40点を前期と後期に分けて紹介。さらに、2009年に着手され、現時点で550点を超えるアクリル絵画シリーズ『わが永遠の魂』から草間が選出した初公開作品を含む16点や、最新のミラールーム『無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく』なども展示される。

5月12日には同館館長・建畠晢による講演会が行なわれるほか、会期中にはギャラリートーク、ワークショップ『こども向けワークショップ「だれかの顔をかいてみよう!」』を実施。

なお同館への入場は日時指定の各回定員入れ替え制。日本時間の毎月1日10:00から美術館のオフィシャルサイトで翌々月分のチケットを販売する。開館日は木、金、土、日曜および祝日。詳細は草間彌生美術館のオフィシャルサイト(https://yayoikusamamuseum.jp)で確認しよう。

■草間彌生のコメント
『さあ、今、我が人生の最大の出発にきた』

人類最高の愛をもって
我が進路を語ろう
生と死の対決をもって
わたしは明日も闘ってゆく
さあ、今、我が人生の最大の出発にきた

無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく
私の最愛のかぼちゃ。
世の中の様々な植物の中で私の最愛のかぼちゃ。
私はかぼちゃを見る時に、かぼちゃは私の全てであるという喜びと、畏敬の念を拭い去ることは出来ませんでした。
そのようなかぼちゃから生まれ出た威厳と、永久に尽きることなき人間たちへの愛の姿を私はこの鏡の部屋に閉じ込めました。
この広大なかぼちゃ畑を見てこれからの人間の生き様を是非見つけてください。
そして、みなさん自身の人生の生き様を見出してください。

このニュースに関するつぶやき

  • 草間彌生『さあ、今、我が人生の最大の出発にきた』展 子供の頃に書いたという母親のスケッチには既に水玉が描かれていた。母の全身に水玉模様が浮かび上がっているのだ。水玉は草間彌生の見ている世界そのものなのだ。
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