美しい仕草は、洗練された女性という印象を与える効果があります。日本ウォーキングセラピスト協会代表理事の筆者が、誰でもすぐに美しく見える日常でできる3つの仕草のポイント
をご紹介します。
■美しい仕草のポイントは「3つの首」
日常のちょっとした動作や姿勢の中で「3つの首(首・手首・足首)」を意識すると、女性らしいしなやかで美しい仕草となります。
(1)頭を引き上げ「首」を長く見せる
身体と顔をつなぐ「首」。この部分が長く見えることによりフェイスラインがすっきりしてデコルテも開き、美しい表情をつくることができます。
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ポイント
首と肩の距離を長くするように頭を引き上げる
ことで、首が長く見えます。さらに、頭を動かす時は、このポジションから肩を動かさずに左右に動かします。すると、首の筋が浮かび、デコルテにかけて美しく見えます。
猫背で首が縮んでいたら、この筋は見えません。
(2)「手首」を意識してしなやかな動きに
物を差し出す時や人と握手をする時など、人と自分をつなぐ「手」の仕草の美しさを左右するのが「手首」です。
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ポイント
手首を使い、指先が上に向くようなポジションにします。写真右のように、手首から指先が下がるポジションにすると、手の血行が滞り、手の表情が美しくなりません。
手を美しく見せたいのであれば、指先は心臓よりも上のポジションにする
と血管が浮き出ずに美しい手の動きをつくれます。また、手首が見えるファッションにすると指までのラインが長く見えるため、しなやかな仕草に見えます。
(3)「足首」クロスで女性らしさアップ
足首の仕草は、全身の印象を左右します。特に、ファッションを引き立たせるために、足首の仕草は重要な役割を担います。
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例えば、足を開くとアクティブな印象
になり、閉じるとフォーマルな印象
になります。写真のように足首をクロスさせると、パンツでもスカートでも女性らしい足の仕草となります。
写真のつま先を開くNG仕草も、プライベートでスポーティーなシーンにおいて、ファッションを引き立たせる仕草となります。今回は、「女性らしい」というテーマでご紹介しておりますので、右の写真をNGとさせていただきました。
ポイント
後ろの足に重心を置き、前足をクロスさせましょう。
ご紹介した「3つの首」を、日常で意識して行いましょう。初めはできなくても普段から気をつける事により、自然とできるようになっていきます。
また、ビジネスシーンで3つの首が見えない服装をしている人でも、アフターファイブでは襟を開いて首を見えるようにしたり、袖を折って手首を見えるようにすることで、華やかな印象を与えることができます。
日常のちょっとした仕草を美しく見せるよう、心がけてみましょう。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂靖子 10代でミス日本、準ミスワールド日本代表選出。モデル活動を経てウォーキング講師となる。出産を機に健康ウォーキング、ストレッチ講座を展開。「姿勢力」等著書多数。美容番組MC等活動は多岐に及ぶ。)
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