背中に担ぐ公衆電話… 懐かしの公衆電話を再現したリュックサックに反響

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2018年04月12日 16:30  BIGLOBEニュース

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画像提供:おがさわらゆう(@yutoyou_yty)さん

公衆電話をリュックサックにしたレザー作品「こうきゅうでんわ」がTwitterに投稿され、大きな反響を呼んでいる。


「こうきゅうでんわ」は、街角でよく見かけた緑色の公衆電話を実物大で再現したリュックサック。外見はプッシュ式のボタン、コインやテレホンカードの投入口、緊急通報用のボタンなど懐かしい公衆電話そのもの。レザーで作られているにも関わらず、受話器のコードのカールまで再現し、背負って電話しているように見せることも可能になっている。また、受話器はペンケースにもすることができるなど、遊び心と実用性を兼ね備えたバッグになっている。


制作したのはクラフトアーティストの小笠原悠さん。電話は小さくシンプルになり、大きかったからこそ存在したデザインが消えていき、緑の公衆電話もなくなっていくことに寂しさを感じていたという。そして、「もし、この公衆電話を今の時代に街中で見たらみんなどう思うだろう?固定されてるはずの公衆電話が携帯されてたらどう思うだろう?」と考え、大学の卒業制作として作った。「こうきゅうでんわ」は、「TLF 革のデザインコンテスト2015」のデザイン制作部門でゲスト審査賞を受賞している。


この作品をTwitterで流行中の「女の価値を決めるバッグ」として投稿したところ、瞬く間に拡散。「一目惚れしました」「懐かしい最近無いんだよなコレ…」「凄い斬新すぎてウケる」といった声や、「販売予定とかはありませんでしょうか」との問い合わせも寄せられ、大きな反響となっている。


「こうきゅうでんわ」の他にも、小笠原さんはユニークなバッグを多数制作。“バッグをクジャクにジャックされた”孔雀になれるバッグ「バックジャック」は、2016年の同コンテストのプロダクト部門で最優秀賞を獲得している。現在、これらの作品は販売や展示をしておらず、雑貨屋での販売を計画中。ただ、母校の奈良芸術短期大学には作品を置いているため、オープンキャンパス等で見ることは可能とのこと。将来的には個展の開催を目標にしているという。


こうきゅうでんわ


こうきゅうでんわ


こうきゅうでんわ


こうきゅうでんわ


こうきゅうでんわ


こうきゅうでんわ


こうきゅうでんわ


このニュースに関するつぶやき

  • この手の作ったシリーズで久しぶりに感心した。これは凄いアイディアだな
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