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【勤続10年女子】バー経営の両親を反面教師とし、外資系ホテルに就職。英語力を身に付け広報に〜その1〜

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2018年04月20日 10:01  Suits-woman.jp

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「勤続10年」、今のご時世で10年も同じ会社で働いているのは幸せなことである。が、しかし、同時に新しい挑戦や可能性に踏み出せていないケースもある。

2017年の春に大学を卒業した女性の就職率は98.4%を記録した。しかし、新卒で就職したものの、3年以内の離職率は30%近いという調査結果もある。

今、アラサーと呼ばれる世代は大卒で入社した場合、職場ではちょうど10年選手。正規雇用にこだわらず、派遣やパートを選んで働く女性も増えてきた中、同じ職場で10年間働き続けてきた「10年女子」の彼女たちは、いったい何を考えているのだろうか?

「キャリアアップは?」「結婚は?」「貯金は?」、そんな「勤続10年女子」たちの本音に迫ってみた。

今回登場するのは、外資系チェーンのホテルで、営業部の広報として働いている明日香さん(仮名・32歳)。

明日香さんは、肩よりも長い黒髪を後ろにひとつにまとめ、はっきりとした目元を生かした清潔感のあるメイクと、血色が良さそうなチーク、オレンジベージュの口元が印象的。白シャツの上に着ている黒のジャケットと、パンツを合わせたスーツ姿がとても様になっている。

「子供の頃から、ホテルや観光業に憧れていました。今も、休みの日に出かけても、仕事に活かせないだろうかという視点で見てしまうんです」

そう語る明日香さん。普段から食べ歩くのが趣味で、散歩用のメモノートを購入し食べたものや買った物を記録している。休みの日も、流行りの動向をつかむためにGINZA SIXや、東京ミッドタウン日比谷のような観光スポットに出向くという。

明日香さんの両親は、都内で飲食店を営んでいた。土日だけ昼間もカフェとして営業し、普段は夜になるとバーとして営業する小さな店で、それだけでは暮らしていけないため、父は自宅でデザイナーの仕事も兼業。父が育った古い一軒家をリフォームせずに、そのまま暮らしていた。彼女が保育園に通っていた時は、夜型の生活の両親は朝からの親子行事に起きられず、参加できないこともあった。小学校に上がると、運動会など弁当が必要な行事に、母はできあいのおにぎりを持ってきた。父も仕事がない時には、昼間からビールを飲むような生活。小学校高学年になると、洗濯や洗い物という家事は自分でやるようになった。放任主義の家庭で育ったため、明日香さんは“なんでも自分でやる”精神が身に付いたという。

中学に入学するとバレーボール部に所属し、部活動に励んだ。運動神経が優れているわけではなかったためレギュラーにはなれなかったが、身体を動かすと、よい気分転換になった。部活動で親しくなった同級生の母親がキャビンアテンダントで、自分の母と違い、いつも背筋が伸びてキリっとしていて“素敵だな”と感じた。

「友達のお母さんが、本当にかっこ良く見えたんです。そんなこともあってキャビンアテンダンドへの憧れるようになりました。図書館にある本や進学用の学習誌を見て、キャビンアテンダントになるためにはどうしたらよいのか調べたりして、夢を膨らませていましたね」

進学先を反対され、母親と喧嘩。それ以来、親子関係にヒビが……

航空会社に就職をしたい場合には英語力が必要だと考え、留学制度があり、リスニングやスピーキングの授業にも力を入れている学校を探した。私立高への進学を希望したが、親から経済的負担が大きいと反対された。彼女は思わず、母に「〇〇ちゃんの母はキャビンアテンダントで、あなたと違ってだらしなくなくてきちんとしているんだから」と言ってしまう。母は「バカじゃない」と言って部屋から出ていった。それ以来、母との関係はぎくしゃくするようになった。

高校に進学すると、長期休みの期間を使ってファストフード店でバイトをした。友達とカラオケに行ったりするような遊び以外には、参考書を買うためなど自己投資に使う。塾へは短期講座以外は通わなかったが、参考書を繰り返し勉強するやり方で、無事、志望大学の英文科に合格できた。親には「就職したら家に生活費を入れる」と説得をして、進学を許してもらったのだ。

大学に進学すると、フリーランスのデザイナーだった父は、高齢のためにどんどん仕事が減っていった。自営業の両親は収入が安定しないため、電気代や水道代というような高熱費の督促状が家に届くことが増える。そのたびに、“絶対に安定した企業に就職しよう”という気持ちが強くなった。

「いつか自分が一家の大黒柱にならなければならない、と覚悟したんです。彼氏もいたけど、就活を真剣にやることを第一にしていました」

明日香さんが就活をしていた年は、キャビンアテンダントになるには、正社員採用ではなく非正規雇用も考えなければならなかった。10代からの夢であったキャビンアテンダントだったが、旅行会社のツアーコンダクターや、リゾートホテルのスタッフなど、観光業を扱う仕事がほかにもあることを知り、スーツ姿で働くホテルスタッフに憧れるようになった。

大学生になるまで、海外旅行に行ったことがなかったため、スーツケースに憧れていた。

キャビンアテンダントは諦め、ホテルに就職。長時間の立ち仕事に、クレーム対応でギブアップ寸前!〜その2〜に続きます

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