薄着の季節になると、気になるのが体型ですよね。「冬の間に溜めこんでしまった脂肪を、夏までには落としたい!」と思っている方。今日から始められるダイエット習慣を3つご紹介します。
■今日から始める!ダイエット習慣3つ
(1)朝のジンジャーパウダー
朝食は、体内時計をリセットして身体を代謝モードへ切り替えるための大切なスイッチです。代謝のいい身体作りのためには、少量でもいいので朝食をとる
ことをおすすめします。
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また、朝は、一日の中で一番体温の低い時間帯ですから、体温の上昇、つまり脂肪を燃焼させて熱を作り出す食べものを食べる
ことも痩せポイントです。
朝食に「ジンジャーパウダーをチョイ足し」がおすすめ
ショウガを加熱乾燥して作られたジンジャーパウダー
は、ショウガオール
という成分を多く含みます。このショウガオールは、交感神経を刺激して脂肪の燃焼を高める働きのある
ことがわかっています。
朝食には、ジンジャーパウダーをチョイ足ししてみましょう。お味噌汁やヨーグルト、コーヒーや紅茶に
入れてもよいですね。
(2)ベジファースト
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食物繊維には、糖や脂肪の吸収を穏やかにする働きがあります。ですから、食事の最初に野菜などの食物繊維の多いものを食べることで、同じ食事内容であっても糖や脂肪の吸収を抑える効果
が期待できます。
サラダのような生野菜だけで食物繊維をとろうと思うと、相当量を食べなくてはいけませんから、温野菜や海藻も取り入れて
、食事の最初に食物繊維を摂る習慣をつけましょう。
食事の半分を目安に野菜などの食物繊維のものを食べる
、とイメージするといいでしょう。
(3)21時までに食事を終わらせる
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食べるものの内容も大切ですが、ダイエットのためには食べる時間帯も大切です。体内時計の働きにより、同じものを食べても、エネルギーとして燃焼されやすい時間帯と、脂肪として蓄積されやすい時間帯があります。
起床から14時間以降は食べたものが脂肪として蓄積されやすい時間帯
ですから、夕食は、起床後12時間以内に食べましょう。
12時間以内が難しい方は、寝る3時間前、可能であれば21時までに
夕食を済ませます。胃から食べたものがなくなるまでにだいたい3時間といわれています。胃に食べものが入った状態では、寝ている間も消化をしなければならず、熟睡の妨げになってしまいます。質のいい睡眠をとって、体内時計を乱さないためにも夕食は21時までに済ませましょう。
大切なことは、毎日の小さな心がけ。ダイエットに役立つ習慣を身に付けて、代謝のいい身体を作りたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ 料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)
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