Chim↑Pomエリイの占い実験実行犯 エリマニ #01 エリイ、犬のエサで占う。

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2018年05月29日 19:01  占いTVニュース

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 アーティスト集団・Chim↑Pomのミューズ・エリイが、古今東西の奇想天外な占いを再発見する『Chim↑Pomエリイの占い実験実行犯 エリマニ』(占いTV:uranaitv.jp)。


 記念すべき第1回放送では、呪術・古神道占いの第一人者である豊嶋泰國を迎え、日本最古の占い「太占(ふとまに)」に挑戦する。


■古事記にも記載された「太占」とは?


 「太占」とは、主に牡鹿の肩甲骨やイノシシなどの骨を用いて行う占いで、古事記にも「天つ神の命以ちて布斗麻邇(ふとまに)に卜相(うらな)ひて」(出典:古事記(712)上/精選版 日本国語大辞典/小学館)と記載されている。


 豊嶋によれば「太占」は、骨に入ったひびの入り方や、ひびが入るときに聞こえる音などで占っていたという。古来の人々にとって重要な神事であり、神様の思し召しにより共同体の未来を占い、吉凶を判断していたそうだ。


■秘伝「太占」の手順を公開


 「太占」の歴史や占い方のレクチャーをふまえ、「占い実験」開始。Chim↑Pomメンバー・林靖高と卯城竜太も見守る中、エリイと豊嶋は「太占」を再現していく。秘伝とされる「太占」の大まかな流れは、牡鹿の肩甲骨に線や穴を彫り、火のついたキリを当て、水を掛けてできた亀裂を占うというもの。手順の詳細と注意点は次のとおりである。


(1)人目につかない静かなところで行う
(2)牡鹿の肩甲骨を用意する
(3)鹿の骨に鑚(さん)を彫る
(4)彫った鑚のなかにマチ型を彫る
(5)キリを火で炙る
(6)炙ったキリで骨にひび・穴を開ける
(7)水差しで水を掛けひびを入れる
(8)骨に入ったひびの割れ方によって占う


■お神酒はテキーラ、骨は犬のおやつ!?


 人目につかない静かなところとして選ばれたのは、Chim↑Pomの活動拠点であるキタコレビルの地下。マンホールを開けて降りたそこには、豊嶋が「これはすごい」と息をのむ怪しい空間が広がっている。


 「ト・ホ・カミ・エミ・カメ」……場を清めるために、豊嶋の先導で祓い清めの言葉を真剣に唱えるエリイたち。「いや、『カメ』じゃなくて『タメ』です」と豊嶋のツッコミを受けつつも、粛々と占いの儀式は進む。


 テーブルには、豊嶋の指南で番組スタッフが調達した用具類が。なぜかお神酒はテキーラ、牡鹿の骨はネットで購入したという犬のおやつ用。しかも骨は犬が喜ぶ肉付きで、さすがの豊嶋も「肉が付いたままの骨は憚りがある」とぼやくが、やむなく手順(3)(4)の「彫る」工程へ。


 電動ドリルなどの工具を駆使して骨に線と穴を彫り終えると、いよいよご神託を受ける場面に。エリイは「来年は儲かるか儲からないか」を占うことに決め、キリの代用である火で炙った釘を骨につけるが何の変化も見られない。どうも犬のおやつの骨が厚すぎて、亀裂が入らないようだ。「太占」は第一人者の豊嶋でさえ取材で見たのみという珍しい占術であるため、トライ&エラーが続く。


■占い実験も終盤。ご神託はいかに?


 なかなか思うように亀裂が入らず、ついに骨を直火で炙るという奥の手が駆使された。地下室に充満した肉の焼けるいい匂いをかいで「晩御飯の香り」と思わずつぶやくエリイが、いい感じに炙られた骨を水の張られた洗面器につけると……。「占いの神様から祝福があった」と豊嶋が言うとおり、骨には見事に亀裂が! 果たしてご神託は吉と出たのか、凶と出たのか?


 セオリー度外視で進んだ感のある「太占」実験だったが、「太占をしていたとき、この空間が神聖な空気、違う空気感に包まれたのを感じた」と言うエリイに対し、「それは古代の人の心情や、占いの原点にある精神に呼応した証」と豊嶋は語る。


 炙った骨を水につけた瞬間、「何かいま、すごくエネルギーを感じました」とエリイ。「太占」を行った古の人たちも、きっと彼女と同じような思いを感じてきたのではないだろうか。鹿の骨の亀裂から透けて見えた赤々と燃える炎に、過去と現在とがオーバーラップして見えた。
(加藤広大)


>>動画で見る(占いTV:uranaitv.jp)


※画像出典/占いTV NEWS


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