日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)が、物議を醸しているSNSでの発言についてコメントした。
5月31日に2018 FIFAワールドカップ ロシアの登録メンバー23名が決定した日本代表。平均年齢が28.17歳で過去最高となることで不安視する声が多くあがるなか、31歳の長友は自身のTwitterで、「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人」と反論していた。
だが、この発言に対しては賛同する意見もあがる一方、「結果を出してから言うべき」といった否定的な声が多く寄せられ、話題となっていた。
オーストリア合宿2日目の練習を終えて記者の取材に応じた長友は、チーム状況を問われると「ポジティブなコミュニケーションが取れていて、いいミーティングができました」と、雰囲気の良さをうかがわせた。そして、いくつかの質問のあとで記者が“本題”に触れようとすると、「だいたいわかりますよ(笑)。たぶん、最初から聞きたかったでしょ?」と言って、こう続けた。
「人それぞれなのでそういった意見は問題ないし、結果が出ていないなかでの批判は当然です。僕はね、炎上隊長として(笑)、自分の意見はしっかり言って、それで色んな意見が出るというのは普通のことだし、そこに関して自分の中では問題ないです。ただ、すべては結果というのは僕もわかった上で、自分の言葉で発信したいときはするので、それは何も変わらないかなと思います」
厳しい意見にも動じず「炎上隊長」として笑いを誘った長友は、「僕は自分のことを一番若いと思っている。自分が一番動けると思ってトレーニングしているし、みなさんが言うほど年齢のことは気にしていません」とコメント。そして「若いからとか歳取ったとか関係なくて、W杯はギラギラした気持ちを持って臨みたいですし、気持ちはすごく若いんですよ。それだけは伝えておきたいです」と言ってこの話題を締めくくった。