熱湯で溶かして自由に形成できるプラスチックスティック「FixIts」

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2018年07月12日 21:02  Techable

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Techable

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プラスチックは、極めて汎用性の高い材質である。工夫次第でどんなものにも応用できる。

この記事では、「FixIts」というものを紹介したい。これは何かというと、熱湯で柔らかくすることができるプラスチック素材である。

使用者の発想にも大きく依存する製品だが、工夫次第でどのような用途も見出すことができる。
熱湯で溶かして形成
ボクシングやラグビーではマウスピースというものを口に入れる。プロ選手が使っているものは歯科で作った特注のものだが、練習用のものだと熱湯に浸して柔らかくし、歯にはめて形成するタイプが主流である。

FixItsの使い方も、それと同じ。当初はスティック状であるが、それを熱湯に浸して可変させる。粘土のようになるから、たとえばそれを充電ケーブルの根本にくっつければ断線防止になる。すでに断線したものを補修する用途でもかまわない。

タグやスマホホルダーを作ってもいいだろう。とにかく、このFixItsに関しての明確な用途を問われるとむしろ困惑してしまう。クラフト性がこの製品の肝であるため、それこそ使用者の思いつきで何にでも化けることができる。ちょっとしたDIYや物の修理にも活用できるし、子供の玩具としてもFixItsは十分に活きるはずだ。
工具は一切不要
周りを汚すこともなさそうだから、普段は台所の引き出しにでも収納すればいい。思い立ったらお湯を沸かし、そこにFixItsを突っ込む。何かしらの形に整え、あとは硬化を待つだけ。文章にしてみると、これほど容易い製品も珍しい。

FixItsは、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で5ポンド(約730円)からの出資を受け付けている。資金調達自体はすでに成功を収めていて、各国のライフハックメディアにも取り上げられているようだ。

Kickstarter

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