バルセロナは16日、2017−18シーズンに過去最高額となる収益を計上したことを発表した。
2017−18シーズンにリーグ・エスパニョーラとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のタイトルを獲得したバルセロナは、クラブ史上最高額となる9億1400万ユーロ(約1200億円)の収益を記録し、税抜き後の利益は、1300万ユーロ(約17億円)を計上したという。しかし、スペイン紙『マルカ』によると、利益は16−17シーズンの1800万ユーロ(約24億円)よりも減額となったことが伝えられている。
収益が増えた理由の一つに昨夏、サッカー界の記録を更新する2億2200万ユーロ(約297億円)でネイマールをパリ・サンジェルマンへ売却したことが大きく影響しているようだ。
一方で、利益が16−17シーズンより減額となったことには、ドルトムントからフランス代表MFウスマン・デンベレを1億500万ユーロ(約136億円)で、リヴァプールからブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを1億6000万ユーロ(約218億円)でそれぞれ獲得したことが一因として挙げられている。
なお、バルセロナは2021年には収益を10億ユーロ(約1320億円)にすることを目標としているようだ。