日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は19日、プロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を共同で開催することを発表した。
「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」は、新しい野球の楽しみ方を提供することによって、野球ファンの拡大を目指すことを目的に実施。NPBが統括するセ・リーグ6球団、パ・リーグ6球団のプロ野球全12球団それぞれにeスポーツ選手を登録。11月からペナントレースを行い、12月に上位3チームによるリーグの代表決定戦を実施。来年1月の「e日本シリーズ」で日本一をチームを決定する。
競技タイトルには、KONAMIの家庭用ゲーム「実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018」と「実況パワフルプロ野球 2018」を採用。各球団がeスポーツ選手を獲得するドラフト会議や全試合は、ライブ配信を行うとしている。
今回の取り組みに関してNPBの斉藤コミッショナーは、「eBASEBALLが、皆さまに野球とスポーツの新しい楽しみ方や関わり方を提供し、既存の野球ファンに加え、さらなる野球ファン層の拡大につながることを期待しております」とコメント。KONAMIの早川社長は、「eBASEBALLの取り組みを通じ、選手として参加する・会場で応援する・動画で視聴するなど、野球の楽しさの幅をより広げていき、野球振興に努めていきます」と意気込みを語っている。