広島、4連勝で今季最多の貯金16　阪神は打線振わず甲子園で5連敗

● 阪神 1 − 3 広島 ○
＜12回戦・甲子園＞

　広島が連勝を4に伸ばし、今季最多の貯金16。阪神は追い上げ及ばず、甲子園では5連敗となった。

　広島は初回、1番田中が四球で出塁すると、続く菊池が9号2ランを左翼席へ運び2点先制。“タナ・キク”の二人で、阪神先発・岩田に先制パンチを浴びせた。6回には4番鈴木が、阪神2番手・望月から14号ソロを左中席へ。一発攻勢でリードを広げた。

　先発のジョンソンは初回、無死一、二塁のピンチを招くも、中軸を退け無失点スタート。中盤以降も要所を締める投球で6回までゼロを並べた。7回に代打・俊介に中前適時打を許したが、代わったフランスアが1回2/3をパーフェクト救援。9回は守護神・中崎が24セーブ目で締め、ジョンソンは7勝目（2敗）を手にした。

　阪神は反撃及ばず連勝ストップ。前カードのDeNA戦（横浜）では機能した打線だったが、この日は好機を活かせなかった。先発の岩田は5回2失点で2敗目。初回の2ラン以降は立ち直ったが、打線の援護がなかった。