「週刊少年マガジン」(講談社)の7月25日発売号に掲載された、『炎炎ノ消防隊』の休載予告がネット上で話題になっている。掲載されている137話は、次の展開が気になる終わり方だ。最終ページ上部には「第138話"信じる心"に続く」とあるが、下部には、
「優良進行で原稿は完成していますが、休載というものに興味があるため次号休載します」
という文言が記されている。同作品は、突然燃えだし、破壊活動を行う炎の怪物「焔ビト」に立ち向かう特殊消防隊の姿を描いた作品。『ソウルイーター』の作者である大久保篤さんが現在連載・執筆している。
「そういえば大久保先生あんま休載してるの見たことない」
休載について大久保さんは作者コメントで、
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「来週つまらない事情で休載します。ストックも潤沢で仕事も通常に動いています。本当につまらない理由です。申し訳ありません。では、また再来週!」
と説明している。原稿が遅れているわけでも、休みを取るわけでもなく、単純に「休載というものに興味があるため」のようだ。これに対してツイッターでは「こんな休載ある!?」「初めて見た理由や」などの驚きの声が寄せられている。ただ休載自体については、
「有給みたいで笑う。良いと思う」
「適度に休んでリフレッシュして欲しい」
など、支持や称賛の声が非常に多く寄せられている。また「そういえば大久保先生あんま休載してるの見たことない」という声もあり、その分休載理由に納得がいくという人もいた。
過酷な週刊連載 漫画家の働き方も変わる必要がある?
漫画家の働き方については『ブラックジャックによろしく』などで知られる佐藤秀峰さんがアシスタント時代に「最長で47日間泊まり込みで仕事したことがあります」などと告白して話題になった。漫画家は大変という意識があるためか、中には
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「週刊のせんせいは持ち回りで休載とかやってほしいよな……」
「他の作家ももっと休載に興味持ってほしい」
という声も寄せられていた。漫画家にも「働き方改革」が必要、といったところだろうか。