40代からの腸活に◎な「ヨーグルト選び」のポイント3つ

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2018年07月26日 12:01  つやプラ

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つやプラ

30代・40代女性のための美容・健康法とエイジングケア情報を発信する、美容・美肌マガジン

腸内環境美化のため、ヨーグルトを毎日欠かさない方も増えてきましたね。ヨーグルト売り場にはたくさんの種類のヨーグルトが並んでいますが、みなさん何を基準に選んでいますか?

もちろん、美味しくなくては続きませんから「美味しさ」も大切ですが、もう一つポイントとなるのが“ビフィズス菌
”です。乳酸菌と同じように思われるビフィズス菌ですが、実はその働きは異なります。

■「乳酸菌」と「ビフィズス菌」の違いとは?

発酵食品の基本「乳酸菌」

ビフィズス菌がカギ!腸活のための「ヨーグルト選び」まとめ 乳酸菌とビフィズス菌の違い

乳酸菌は、空気のあるところでも生きていくことができるため、さまざまな場所に存在
しています。

ヨーグルトだけでなく、糠味噌やキムチなどのお漬物も乳酸菌を利用した発酵食品です。その名の通り、乳酸を産生する菌であるため、お漬物は発酵が進むと酸味がでるのです。

腸内では、この乳酸が、腸内のphを保ち善玉菌が活動しやすい腸内環境をつくる
手助けをしています。

腸内のみに存在する「ビフィズス菌」

ビフィズス菌がカギ!腸活のための「ヨーグルト選び」まとめ 乳酸菌とビフィズス菌の違い

ビフィズス菌は、空気のある場所では生きていけません。そのため、人間などの動物の腸内にしか存在しません

腸内では、乳酸のほか、酢酸を作り出します。酢酸は短鎖脂肪酸
と呼ばれ、腸のエネルギー源となるだけでなく、脂肪の蓄積を抑える、脂肪の燃焼を促す、食欲をコントロールするなど、総合的な肥満の予防効果が期待されている
成分です。

空気のあるところでは生きていけないビフィズス菌ですが、生産技術によってヨーグルトに添加されています。また、ビフィズス菌は酸が苦手なため、ビフィズス菌入りのヨーグルトは酸味が少ない
ヨーグルトになります。

■腸内フローラのための「ヨーグルト選び」ポイント3つ

ビフィズス菌がカギ!腸活のための「ヨーグルト選び」まとめ ヨーグルト選びのポイント

(1)「ビフィズス菌入り」のヨーグルトを選ぶ

ヨーグルトは乳酸菌がないと作ることができないため、どのヨーグルトにも乳酸菌が入っています。

さらに腸内環境美化を期待するのであれば、より整腸効果の高いビフィズス菌入りのヨーグルトを
選びましょう。

(2)「無糖ヨーグルト」を選ぶ

せっかく身体にやさしいもをの食べていても、白砂糖や人工甘味料を一緒に取っているのでは、意味がなくなってしまいます。

無糖のヨーグルト
を選び、甘味が足りないようであればメープルシロップ
アガベシロップ
ハチミツ
など身体にやさしい甘味料を使いましょう。

(3)砂糖以外の「添加物」もチェック

ヨーグルトには、砂糖などの甘味料以外にも、香料、加工デンプン、植物性油脂などが添加されているものもあります。

できるだけ、何も入っていないプレーンな無糖ヨーグルト
を選びましょう。

ビフィズス菌がカギ!腸活のための「ヨーグルト選び」まとめ ヨーグルト選びのポイント

この他、特定の健康効果が証明されたトクホ製品のヨーグルト
もあります。目的に合わせて、本当に腸内環境美化に役立つヨーグルトを選びたいですね。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ 料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)

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  • 糠漬け、ヨーグルト(&はちみつ)、納豆…寒い時期にはキムチも…→おかげで酷い風邪(インフルエンザ?)だったにもかかわらず…食欲だけは衰えなかった…この冬…ヾ(* ̄▽)・・腸内環境の良さは実感!
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