寝る前3分！疲れをほぐして快眠に導く「振り子ストレッチ」

皆さんの目覚めは良いでしょうか？　

熱帯夜がつづくと、誰でも睡眠不足になりがちです。それは、日中のクーラーによる冷えが原因かもしれません。

冷えによる身体のこわばりや緊張は、身体にストレスを与えています。そこで、寝る前にストレッチをして、こわばりを解消しましょう。

YOGAエクササイズディレクターの筆者が、身体と心をほぐす「スウィングストレッチ」をご紹介します。

■身体と心をほぐす「スウィングストレッチ」

「スウィングストレッチ」は、副交感神経を優位にし、心身ともにリラックスして深い眠りにつけるようにしてくれます。朝の目覚めがよければ、1日ハッピーに過ごすことができるでしょう。

自分の前向きな気持ちと癒せる力を知る

今回ご紹介する上半身のストレッチは、特に実践回数を設定していません。

トータル約3分で十分だと思いますが、「疲れが溜まっている」「ストレスで肩がガチガチ」などのつらい症状がほぐれるまで実践してOKです。

大切なのは、疲れた身体を自分自身で改善させていく前向きな気持ちと、自身で癒せる力があることを知ることです。

ぜひ、ゆっくり呼吸を聴きながら滑らかなスウィング動作を楽しみ、1日の疲れを解消してください。

期待できる効果

・ウェスト周辺、上半身のむくみや冷えを解消 ・首、肩、腰の痛みや強張りを解消 ・安眠効果 ・ストレス軽減効果

注意する点

肩を痛めている人は、無理のない範囲で行うようにしましょう。

実践回数＆期間

毎晩の寝る前の習慣にしてください。心身ともにリラックスできます。

■「スウィングストレッチ」のやり方

（1）両手首を頭の先でクロスし、手のひらを合わせます。

（2）耳の後ろで腕を伸ばし、左側にゆっくり倒れながら右脇腹を伸ばします。

（3）次に、右側にゆっくり倒れながら、左脇腹を伸ばします。そのまま大きく左右に揺れながら、脇腹や脇の下を伸ばします。気持ちよく伸びた感覚が味わえるまで繰り返しましょう。

（4）次に、指先を正面に向け、目線は床やおへそに向けて身体の裏側を伸ばします。左右に大きく上半身を揺らしながら、肩甲骨から首までをほぐします。

気持ちよく伸びた感覚が味わえるまで、繰り返しましょう。

（5）さらに、床に指先が届くイメージで大きく左右に上半身を揺らしながら、臀部から腰までを集中的に伸ばします。

気持ちよく伸びた感覚が味わえるまで繰り返しましょう。

いかがですか？　クーラーなどで冷えきった身体は、筋肉もこわばっています。そのまま放っておくと、「なぜか腰が痛い」「首や肩がこる」などの症状が出やすくなります。

ぜひ、寝る前にゆっくり身体をほぐしてみてください。

（株式会社ボディクエスト　YOGAエクササイズディレクター　森和世ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「ふたりストレッチ」「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。）

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