3割・30発ならチーム8年ぶり…巨人・岡本和真にかかる期待

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2018年08月08日 11:11  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人・岡本和真(C)KYODO NEWS IMAGES
◆ 高卒生え抜き20発は坂本以来

 2018年のプロ野球でブレイクを果たした選手といえば、巨人の岡本和真に触れないわけにはいかないだろう。

 2014年のドラフト1位で入団し、将来の主砲として期待を受けながらも、2017年までの3年間で放った本塁打はわずか1本。それもルーキーイヤーに放ったもので、一軍の舞台では2年以上も本塁打から遠ざかっていた。

 そんな男がプロ4年目の今季ついに才能を開花。8月4日の中日戦では第20号の一発を放ち、今や“巨人の4番”という重責を背負って堂々たる姿を見せている。

 巨人の生え抜き高卒選手によるシーズン20本塁打というと、2016年の坂本勇人(23本)以来のこと。残り試合を考えても30発は射程圏で、到達すればこちらも高卒生え抜きでは坂本勇人以来。奇しくも今の岡本と同じプロ4年目の2010年に達成したもので、達成すれば実に8年ぶりのことになる。


◆ 現指揮官、伝説の主砲と肩を並べるか

 また、「30本塁打」とともに狙ってもらいたいのが「打率3割」という大台。強打者の証でもある「3割・30本塁打」をクリアすれば、これも2010年・小笠原道大(率.308・34本塁打)、アレックス・ラミレス(率.304・49本塁打)以来で8年ぶりのことになる。

 さらに“生え抜き”に限定すれば、2007年の高橋由伸(率.308・35本塁打)以来で11年ぶり、“高卒生え抜き”まで絞れば2002年の松井秀喜(率.334・50本塁打)以来で16年ぶりという快挙だ。

 飛躍のキッカケを掴んだ若き大砲は、球団を代表するスラッガーたちと肩を並べることができるか。大混戦となっているセ・リーグの2位以下の争いのなか、チームを高みへと導く主砲の活躍に注目だ。


▼ 岡本和真
・ポジション:内野手
・生年月日:1996年6月30日(22歳)
・出身地:奈良県
・投打:右投右打
・身長/体重:185センチ/96キロ
・球歴:智弁学園高〜巨人(14年・D1)
[今季成績] 率.302(384−116) 本20 点63

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  • ついでに30盗塁も同時に達成すれば、少しは話題性もあるんじゃね?www
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